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oneday  ぽぇ



 
 過去の総てを

塗り替えられたなら
と思う程に自分自身を生きて来なかった。

自由という解放区を
潜在意識の中で無理矢理に遠ざけて
世間体や常識という範疇に身を置き
淡々と生きているような錯覚に陥っていた。

それは親が押し付けたものだけれど
そう言う親の意に添って生きる事に
何ひとつ疑問も持たなかったし
苦痛も無く極自然に振舞えていたのだから
環境というのは恐ろしい。

それでも時々は
目の届かない所で飛んで弾けてはいたけれど(^^;
それも可愛いものだった気がする。

ところが今
急カーブを切るが如くに変わり始めている。

その事を
一番シビアな箴言をしてくれる相方に話したら
それは「親離れ」だよと言われた。

はっ? 親離れ・・・?
何かを打ち壊されたような妙な気分になった。

もう、
とうに親離れは出来ていると思っていたし
独立心は強い方だと思っていた。
でも潜在的にはベッタリだったのかもしれない。

指摘されて初めて ¨)むむっ?
客観的に見てそうなのね
と本当に納得した感じだった。

私の場合は共依存とは少し違う。

子ども達を手元に引き寄せて放そうとしない
親の呪縛から自分の意思で飛び出さなかっただけで
私の間違った優しさ、思いやりが
目に見えない衣で自由を包み込み
本質にある大切な部分を見ようとはしなかったという事。

自由を手に入れるためには
何らかのハードルを飛び越えなければ
得られはしないでしょう。
私には親に反旗を翻すだけの勇気がなかった訳で
総ては自分の判断能力の低さが
起因していると思っている。

だから人のせいにはしない。
ただ残念だったとは思うけれど
それも過去のこと。

この教訓を宙には生かしてあげられる。
今、それを取り入れて良い関係が動き始めている。

私には反抗期がなかった。
それは異常事態であって
ノーマルなものでは無い。
だから、
宙の反抗は成長するためのハードルであり
大切なステップだと理解している・・・今はね。

私のこれからは
気が付いた今からでも充分に遅くはないので
自分が満足出来るやり方で生き直して行きたい。

辛い事を乗り越えるたびに
そこから得られるものがあれば
苦難もまた楽しからずや・・・かな?(^-^ゞ

2004年05月23日(日)
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