2005年05月03日(火)
指を切って、強制的に休暇をもらう。
眠ってばかりいた。
何かしなきゃと思いつつ、何もする気になれない。
寝ながら携帯のメールを読み返す。
保存されている受信メール200件分、全部読んだ。
200件の最後のほうには、保護されたメールが化石みたいに積もっていた。
たまたま、去年の同じ月日のメールが保護されている。
去年って何してたっけ?
開けば、私が書いた「さよならメール」の返信だった。
ああ、そうか。
別れて一年経ったのか。
なんとなく、久しぶりにメールしてみようと思う。
何を書こう?
プラスでもマイナスでもない言葉が良かった。
タイトル そういえば
本文 別れてからちょうど一年経ったね〜。
うん、限りなくゼロに近い。
満足して私は送信する。
しばらくして帰ってきた返信文は、まるでエコーのような内容だった。
なんか、空しい。
「つまんねー奴」
声に出して言ってみる。
あいつがつまんねー奴なのなら、私はただの天邪鬼だ。
馬鹿馬鹿しくなってまた寝た。
次の日、つまんねー奴からつまんない近況報告が届いた。
天邪鬼は無視した。
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