TOHGA嬢の生活



男の子のお洒落と、性差別的な意識について

2004年10月03日(日)

 最近、私の周囲の男性達の数人が、イメチェンをしたり、眼鏡デビューをしたりした。

 そして、彼等全員が異口同音、淋しそうにこう言った。

「誰も気づいてくれない・・・・・・」


 その中の一人、髪型を変えた、仕事場のバイト君に話しかける。

「やっぱり男の子でも、髪切ったりしたら、他人に指摘して欲しいもんなの?」

「そりゃそうっすよ。ホント俺、今日一日だーれも何も言ってこないから、気づかれてないのかと思いましたよ。なんの為に金払って散髪したんだか……(溜息)」

「あらら、そこまで思いつめちゃうんだ」

 彼の髪型の変化に気づいてないわけではなかったが、別に仕事中わざわざ話しかけてまで指摘する必要は無いと思っていたのだけれど。

 休憩中に事務所でいじけている彼の姿はとても可愛らしかった。

 しかし、ちょっと意外だ。

 こう言った内容の問題で拗ねるのは、女性の専売特許のようなモノだと思っていた。

「最近の子って女々しいわねぇ……」

 なんて相当失礼な事を思いながら、それでもこれからは、男の子相手でもちゃんと声をかけて気にしてあげようと軽く心に決めた。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!