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2004年06月21日(月)
今日から明日、2連休を貰っている。
何だか台風が近づいているが、あんまり気にせず旅支度。
実家に帰る事にした。
理由は勿論、飼い猫ノラの猫エイズ発病。
20日が母、22日が父の誕生日って事もほんのちょっぴり影響していたり、していなかったり。
昨日の仕事が遅かったので、昼近くに目覚め、駅に向かったのは午後2時過ぎ。
途中で足止めを食らいたく無かったので新幹線に乗ろうとしたら、新幹線が止まっていた。使えない。
仕方が無いので、学生時代と同様に鈍行を使ってのろのろと移動。
今日中に辿り着けなくても、いいや。
何処かの知らない町で夜を明かすってのも面白そうだ。
亀の様にのんびりとした心持ちで電車に揺られる。
運良く、六時頃には静岡に到着。
駅前商店街の古ぼけた果物屋で、桃と琵琶と、サクランボを買う。
「お見舞いですか?」
果物屋のおばあちゃんが私に聞く。
「いや、誕生日プレゼントなんですけど」
「誕生日?」
おばあちゃんが驚いたように変な顔をした。そんなに意外か?
「ウチの祖母、果物が好きなので・・・」
何故か咄嗟に嘘をつく私。我ながら変な虚言癖だ。
「まあ、果物好きな方には嬉しいですよね」
何故に「果物好き」と限定されるのか、理解出来ない。 そりゃあ、「果物嫌い」には嬉しくないだろう。
んで、果物片手に帰省。道すがら強風に煽られて傘の骨でしこたまデコをぶつけてしまったのはココだけの話。
一応贈りものは母に喜ばれたので良しとする。
猫に会いにゆく。
ケージの中でくてっとしていたが、まだ目に見えて悪いと言う事はなかった。
私を見てにゃーと鳴いたので、私もにゃ−と鳴いて応えた。
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