2002年02月23日(土)→→→ひな菊と私の人生

学校から帰って来て2:30AM。
このまま映画を観てしまえ!と思い、録画しておいたソダーバーグの「セックスと嘘とビデオテープ」を観る。
えーとこれはソダーバーグの監督デビュー作で、カンヌでグランプリを受賞した問題作、だそうだ。
うーんけっこうおもしろかった。
日常の中の何気ない、ちょっとした綻びというか、微妙なアンバランスみたいなものを感じた。ありきたりだけど。
姉妹の関係とか、ちょっと最近「ホライズン・ブルー」とか姉妹づいていたのでなんだか考えるところも多かった。
男は惹かれた女を愛するようになるけれど、
女は愛した男に惹かれてゆく
ってセリフとかは、うーんそういうものなのかー?とか思ったけど。
私は前者だと思うんだけどなー。やっぱ男役?
ま、「トラフィック」も観ようかなという気にはなった。
「オーシャンズ11」はあんまり観る気がしないのだけどね…

その後眠さのあまり寝てしまい、起きたら案の定お昼過ぎていた。
買い物に行こうと思ったけど、あした恵比寿に行くのでやめて、
「ひな菊の人生」を全部読んでしまうことにした。
…最近の吉本ばななはやばい。
かーなり高い精度でhitしてくる。
人間関係ってなんだろうなーとか色々最近考えていたので、かなりダイレクトに来たって感じ。
「別れのときが来ると、いいことばっかりっだような気が、いつもする。思い出はいつも独特の暖かい光に包まれている。私があの世まで持っていけるのは、この肉体でもまして貯金でもなく、そういう暖かい固まりだけだと思う。そういうのを何百も抱えて、私だけの世界が消えてしまうというのだといい。いろいろなところで暮らした、いろいろな思い出の光を、ひとつにつないでいるのは私だけだ。私だけが作ってきた首飾りだ」

なんだかM論の緊張が解けて、ゆるんでるけどOさんの卒論のこととかあって、ゆるみきれてなくて中途半端だったらしい。
ぱーっと遊んでもいないし、かといって実験実験ってわけでもない。
前好きだった人が、自分の中ではっきり「前好きだった人」になったことにようやく確信が持てたけれど、そこからどうしていいのかわからないというのもあった。
そこにもずっと緊張があったから。
それで感情が行き場を失っていたらしく、それが「ひな菊の人生」でぱっと散らされた、そういう感じがした。
やっと何かすべてが終わったっていう気持ちになった。

やっぱり博物館に行かなくてはいけない。
私の節目は常に博物館がつくっているのだ。
あしたはSと写真博物館に行くから、カフェとかも行って、しっかりリセットして来よう。


     
INDEX   HOME   

7
My Enpitu追加