思いつき日記
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車の足回りの調整をプロに任せるために チューニングショップに行く事になっている。
車を預ける前に、洗車をした。 汚かった愛車も奇麗。キレイは気持ちがいい。
ちょっと家からは離れている所にショップがある。 車で三十分くらい。
ところで父親が最近調子が悪い。どうやら腰を痛めてしまったようだ。 ここ一週間仕事を休んでいる。
気晴らしを兼ねて…って単に二台で行かないと仕方が無いので、 父親にお願いして一緒に行ってもらうことにした。
二台で目的地へ。もうあたりは真っ暗。まだ5時過ぎなのに。 ふとバックミラーを覗く。 父親は何を考えて私の後をついてきているのだろう。 私は弱々しい父親の今後とか、今日の晩御飯とか、気になる人の事とか、 白猫とか、車とか、仕事のこととか色々考えていた…BGMはナタリーコール。
ショップに着いた。今回お世話になる社長がガレージに。 とにかく全面的に任せる事にして、その場を去った。
帰り道。
父親が「もう60年生きてきたし、あとは何も遣り残す事が無くなった…」 などと、気の弱い事を言い出した。
怒ってしまった。 「そんな自分勝手なこと言わないでくれ!残される人の身にもなってくれ!! 自分は死んでもいいかもしれないけど、そんなに早く逝かれたらみんな どうなるんだ!!」
普段、団欒では酔っていてほとんど会話らしい会話が成り立たない父親。 色々と話す事が出来た帰り道。ちょっとは生きる希望を見出してもらえたの だろうか。
俺は死んでも良いんだ… そんな寂しい事を言われると、とても悲しくなってしまう。 そんなのは嫌だと伝わっただろうか…
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