「ゴジラ俳優」中島春雄さん死去(NHK NEWS 2017.08.08)人気特撮映画「ゴジラ」シリーズで初代の「ゴジラ」などを演じ、着ぐるみを身につけて演技をする俳優の草分け的存在として知られた中島春雄さんが7日、肺炎のため亡くなりました。88歳でした。中島さんは山形県酒田市の出身で、昭和25年に俳優学校を卒業して東宝に入社しました。俳優として活動するなかで、昭和29年に公開された本多猪四郎監督の映画「ゴジラ」に出てくる怪獣ゴジラの役に抜てきされました。「ゴジラ」シリーズでは、昭和47年に公開された「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」までの12の作品でゴジラを演じ続けたほか、東宝のほかの怪獣映画にも出演しました。また、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」などテレビ番組にも怪獣の役で出演し、着ぐるみを身につけて演技をする俳優の草分け的存在として知られました。その後、俳優を引退し、平成24年には出身地の酒田市で「酒田ふるさと栄誉賞」を受賞しています。東宝によりますと、中島さんは7日、肺炎のため亡くなったということです。初代ゴジラから12作連続で怪獣王ゴジラを演じ他にもラドン、バラン、バラゴン、ガイラ、モゲラ、マタンゴ、ゴメス、トドラ、パゴス、ネロンガ、キーラ、ユートムなどなど東宝怪獣映画やウルトラシリーズでもたくさんの怪獣を演じたスーツアクター中島春雄さん。誰も見たことのない想像上の生き物である怪獣に命を吹き込んだ顔の出ない名優です。中島さんはビルをなぎ倒し戦車の砲撃にもびくともしない巨大な生物であるゴジラを誰も見たことのない生物を演じることに大変苦労されたそうですが、本当にこういう生物がいるんじゃないかという演技は動物園に毎日足を運びゴリラやゾウなどの大型動物の動きを熱心に研究し独自で考えていったのだそうです。さらに最初のゴジラの着ぐるみは総重量が150�前幣紊箸い�重量。一歩歩くだけでもやっとの重さと中はサウナのような蒸し暑さと呼吸もあまり出来ない視界も悪いという過酷さと戦いながら中島さんが観る者すべてに強烈なインパクトを与えた迫力のある初代ゴジラを演じていなければ、怪獣という存在は初代ゴジラだけで終わっていたかもしれません。それほどまでに怪獣という存在を見事に演じきったのです。怪獣という文化を根付かせた功労者のおひとりでしょう。すばらしい怪獣たちを演じてくださりありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします。