自民、比例第1党の勢い…10代の半数与党支持(読売新聞 7月6日)読売新聞社が実施した終盤情勢調査では、比例選(改選定数48)は自民党が序盤情勢調査から伸ばし、2013年参院選に続いて比例選第1党をほぼ確実にする勢いだ。 与党で比例選過半数をうかがう。民進党など野党は反転攻勢をかけられていない。自民党は13年参院選並みの18議席獲得も視野に入ってきた。年齢別に見ると、全世代で他党を上回る支持を得ている。特に若年層に強く、18、19歳は5割近くが自民党を支持している。18、19歳は安倍内閣の経済政策を6割弱が評価していて、30歳以上の世代よりも10ポイント以上高くなっている。 自民党は20歳代で4割強、30歳代でも4割弱の支持を集めている。 新たに選挙権を得た18、19歳は、半数以上が与党を支持している。 公明党は序盤調査の勢いを維持し、13年参院選で獲得した7議席を固めつつある。公明支持層の9割に加えて自民支持層の一部を取り込んでおり、選挙区で自民党候補を応援する代わりに、比例選で公明党に票を回してもらう選挙協力が一定の成果を上げていると言えそうだ。 民進党は序盤調査から伸び悩んでいる。民進支持層の8割強を固めて2桁の議席獲得を射程圏内に入れたが、無党派層の支持は序盤調査に比べ自民党に迫られている。年齢層が高くなるほど支持を集める傾向にあり、18〜29歳の支持は1割だったのに対し、60歳以上では2割弱だった。 共産党も60歳以上から1割弱の支持を集めるが、若年層に浸透していない。13年参院選で獲得した5議席からの上積みを狙うが、序盤調査以降の勢いは弱まっており、比例選第3党争いでは公明党にリードを許している状況だ。 序盤調査で近畿地方を中心に健闘して複数議席を確実にしていたおおさか維新の会は、東日本でも支持を広げつつある。70歳以上を除く全世代でまんべんなく支持を集め、4〜5議席の獲得も見えてきた。 社民党と生活の党は序盤調査からほぼ変わらず、議席獲得の可能性を残している。その他の政党・政治団体は議席を獲得できるかどうか微妙だ。若い人ほど自民党支持なのは勝ち馬に乗るというよりは、若者の就職内定率が向上していることなど雇用改善について自分達がダイレクトに実体験としているからではないでしょうか。デフレを脱却し経済が安定しないと自分の今やこの先が暗いということ理解しているのでしょう。野党は緊縮財政など、まるで「みんな等しく貧しくなりましょう」とでも言いたげな経済政策を訴えるばかりで未来に希望を待たせようとしているのか謎です。ほかには、SNSなどネットによって与野党の情報をそこそこ知っているのもあるかもしれません。政治に興味が少しでもあれば野党が五月蝿いだけで仕事をしてないということを知っているでしょうし。若者たちが政治に声を上げ始めたとして既成メディアで紹介される若者の政治団体SEALDsですが、彼らの主張は若者全般の声でもなんでもなくて極々一部の若者の考え方だったということですね。「あなたの1票、無駄にしないで」SEALDs・奥田氏(朝日新聞 7月6日)奥田愛基・SEALDsメンバー 7月10日、参院選があります。どうかあなたの1票を無駄にしないでください。今日聞きに来ている人、通りかかっている人が選挙に行く。そして選挙に行くだけじゃなくて、身の回りの人に「選挙に行きましょう」って呼びかける。この選挙、俺たちの選挙なんですよ。 今の政治、本当におかしくなっている。安保法制を通して、国の税金使って軍事費に100億円使うとか、リニアモーターカーに官民で30兆円使うとか。もしくは年金使って株価を上げるとか。そんなものいらないじゃないですか。「自分たちの生活のために税金使ってくれ」って言いましょうよ。それがみんなのための政治なんですよ。あと1週間、本気で俺も頑張ります。 俺、別に大したやつじゃないんですよ。聞いている皆さんと一緒です。今日も学校終わってへろへろになって、ちょっと休んできました。そんなやつが一生懸命頑張っているんで、是非よろしくお願いします。頑張りましょう。(4日、東京都豊島区での街頭演説で)>国の税金使って軍事費に100億円使うとか、リニアモーターカーに官民で30兆円使うとか。>もしくは年金使って株価を上げるとか。そんなものいらないじゃないですか。ここだけでSEALDs奥田氏の想像力や見識のなさ頭の悪さが分かります。なんのために大学院に行っているのでしょうか。軍事費に100億円??????防衛費は5兆円ですよ。100億円じゃ戦闘機1機すら買えません。リニア中央新幹線の総工費は9兆円で年金を使って株価操作ってなんですか?30兆円は給付奨学金とかも含む財政出動の総額です。反対する批判をするなら新聞だけでも読んで正確な数字や知識を入れておかないと。18歳に選挙権が与えられることが決まって、若者にも左翼思想を広めようと共産党青年部がSEALDsと名前などを今風にして、メディアも利用して活動を広げようとしましたが、SEALDsの失敗はこの恥ずかしい人を代表にしちゃったことにあるのではないでしょうか。政治経済外交防衛にそれなりの知識のある若者が代表ならそれが左派的な考え方であっても、もっと幅広く支持を集めていたかもしれません。ところが、彼らを支持しているのは若い頃に学生運動をやっていた団塊の世代や左派思想の年寄りと、奥田氏のような知識不足で感情のみで政治を語ったりするような残念な人達だけ。はっきり行って失敗でしょう。選挙後に解散するそうですがそのほうが賢明だと思います。