【共産「人殺す予算」発言】藤野保史政策委員長が辞任「深く反省しおわび」(産経新聞 6月28日)共産党の藤野保史政策委員長は28日夜、党本部で緊急の記者会見を行い、26日のNHK番組で防衛費について「人を殺すための予算」と発言した責任を取って政策委員長の辞任を表明した。同日の持ち回りの常任幹部会で決定した。当面は小池晃書記局長が政策委員長を兼務する。 藤野氏は会見で「多くの方から厳しい批判をいただいた。わが党の方針と異なる誤った発言であり、結果として自衛隊の皆さんを傷つけるものとなった。深く反省し、国民の皆さんに心からおわび申し上げる」と述べた。その上で「発言は撤回したが、党の方針と異なる発言をしたことは政策責任者として極めて重大であり、責任として職を辞したい」と説明した。 藤野氏は与野党の政調会長らが出演した26日のNHKの討論番組で、防衛費について「人を殺すための予算だ」と発言。各党から発言を撤回するよう促されたが、番組中は応じなかった。同日夕になって「不適切であり、取り消す」とのコメントを発表した。 参院選の期間中の藤野氏の発言に対し、安倍晋三首相(自民党総裁)は街頭演説で「とんでもない侮辱だ」と反発。番組で民進党の山尾志桜里政調会長が何も発言しなかったことを挙げ、民進党にも批判の矛先を向けていた。民進党内でも「不適切だ」(岡田克也代表)との批判が起きていた。共産・藤野保史氏発言 「自衛隊に助けられた」地震被災者は猛反発…民進陣営から悲鳴「共産共闘は間違いだった」(産経新聞 6月27日)(一部抜粋)共産党熊本県委員会の日高伸哉委員長は「不用意な発言だったが、誤解だ。言葉尻をとらえての攻撃には断固反対だ」と語った。 一方、「言葉足らずだったかもしれないが、発言に問題は全くない」(佐賀県委員会の今田真人委員長)と強気の声も漏れる。自衛隊を人殺しを職業にする集団としている共産党のいつもの主張なのだけど、以前とは違うソフトなイメージに偽装して選挙してるし、民進党との共闘にも亀裂が入りそうだしで、今回は珍しくの謝罪に辞任で早くこの話題の幕引きをしたいだけなのは分かっていますよ。民進党・岡田克也代表「野党共闘への影響ない」 与党の批判は「無視だ」(産経新聞 6月29日)民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、防衛費を「人を殺すための予算」と述べた共産党の藤野保史氏が党政策委員長を辞任したことを受け、藤野氏の発言について「適切でない」と改めて批判した。一方で「(発言で)野党共闘に影響があるとは特に考えていない」とも指摘した。 与党が藤野氏の発言を引き合いに「民共連携」への批判を強めていることに関しては、「反論すれば(同じ)土俵に乗るので、無視だ。こんなことで何でも批判しようとする自民党の有力者を非常に残念に思う。国民はそういう姿が分かっている」と持論を述べた。>「反論すれば(同じ)土俵に乗るので、無視だ。>こんなことで何でも批判しようとする自民党の有力者を非常に残念に思う。>国民はそういう姿が分かっている」と持論を述べた。些細なことでも何でも批判する自分達のことを棚に上げてそれを言いますか。>一方で「(発言で)野党共闘に影響があるとは特に考えていない」とも指摘した。岡田代表が致命的にダメなところは「こんなことで」とも言っちゃうこの空気の読めなさです。