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2016年05月09日(月) 安倍首相が消えたら何でも解決すると思っている頭のゆるい人達。

小林節氏ら参院選出馬へ 「安保法廃止」で政治団体設立(朝日新聞 5月9日)

安全保障法制を「違憲」として廃止を訴える憲法学者の小林節慶応大名誉教授(67)らが
政治団体を設立し、夏の参院選に比例区から立候補する意向を固めた。
「反安倍政権」を旗印に候補者をインターネットなどで募り、
小林氏も含めて選挙運動が認められる10人以上を擁立する方針。
9日に記者会見して発表する。

 新たな政治団体は政策として、安保法廃止▽言論の自由の回復
▽消費増税の延期▽原発廃止▽「憲法改悪」阻止――などを掲げる。
参院選では、公職選挙法の規定で政党に準じた選挙運動が可能になる
「確認団体」となるために、少なくとも候補者10人を立てる予定。
立候補に必要な供託金も、ネットなどを通じて支援を募るという。

 小林氏は昨年6月の衆院憲法審査会に参考人として出席し、
集団的自衛権の行使を認める安保法制を「違憲」と指摘した憲法学者の一人。
今年1月、有識者らと「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」(民間立憲臨調)を設立し、
「安保法廃止」を掲げる野党間の選挙協力を呼びかけてきた。


憲法学者の小林節氏が出馬表明 「国民怒りの声」設立 「反安倍政権」旗印に10人以上擁立目指す(産経新聞 5月9日)

憲法学者の小林節慶応大名誉教授(67)が9日、都内で記者会見し、
夏の参院選比例代表に政治団体「国民怒りの声」を設立して出馬する考えを表明した。
安全保障関連法廃止や言論の自由確保、憲法改正阻止などを掲げて「反安倍晋三政権」を訴えた。
公職選挙法で政党に準じた選挙運動ができる「確認団体」とするために、
小林氏も含め候補者10人の擁立を目指す。

小林氏は記者会見で、安保関連法を成立させた安倍政権を
「公然と憲法を破った。立憲主義の危機だ。戦争の危険を現実のものにした」などと批判し、打倒を宣言。
「安倍政権の暴走を止めたい」として、
参院選で自民、公明両党の与党や民進、共産両党などの野党でもない
「第三の旗」として無党派層の受け皿となる意向を示した。

 具体的な政策としては、来年4月の消費税率10%への引き上げ延期、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対、
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の再交渉、原発廃止、戦争法廃止、
「憲法改悪」反対などを掲げた。

小林氏は民進党や共産党、市民団体などの集会に積極的に参加し、
安倍首相の政権運営を批判していた。参院選改選数1の1人区では
「野党統一候補」の擁立を積極的に促し、民進党の一部議員らと
野党間で比例代表の統一名簿をつくることも画策したが、
民進党執行部は統一名簿への参加を拒否していた。



言論の自由の回復って別に脅かされているとも思えないのですが、

小林氏の言う「言論の自由の回復」は自分たちが批判されない言論のことを言っているのでしょう。

政治団体名が「国民怒りの声」って、

“一部”の国民の怒りの声の間違いなんじゃないでしょうかね。

「自民公明VS野党と国民」なんて運動もやっていますけど、

この手の思想の人たちはなんでも国民とひと纏めにして

自分達の存在を大きく見せようとしますよね。

考え方と反対の人まで一緒にその国民に加えないでほしいものですが、

この手の思想の人達にとっては自分たちの思想に従わない人は

国民と認めない選民思想と、

よくわかってないバカな国民に賢い自分らが知らしめるという

上から目線ニュアンスを包み隠そうとしないところがまいど素敵ですよね(笑)

公募で候補者10名が集まらなければ政界進出はしないそうですが、

この政治団体に反安倍な人達にとっては魅力的な人材が10人集まって出馬すれば、

反安倍票の奪い合いとなって支持率が1%未満の社民党と生活の党は票を食われてしまい、

それこそ消えちゃうんじゃないでしょうか。



民主党政権よりさらに国が傾きそうなメンツです(笑)

誰もが憲法9条に対してクリーンハンドではない、ということ 〜今後の熟議のために(中) 」(楊井人文) - Yahoo!ニュース
(一部抜粋)
小林節・慶応大教授は、かつて産経新聞に政府の責任で解釈変更が可能と寄稿し、
わずか2年前にも集団的自衛権行使を認めるべきで、憲法改正をせずに政府の解釈変更で可能と公言していた。
いまも流通している自身の教科書で、「自衛軍」合憲説を唱え、
無限定に集団的自衛権行使を容認する説をとっている。

しかし、反対派メディアがこの点に触れることはまずない。
現在、小林教授は、限定的であれ集団的自衛権を容認する解釈変更は一切許されないし、
集団的自衛権容認は政策的にも愚かで専守防衛に徹すべき、という主張に変更しているとみられる。


改憲論者だった小林節氏が護憲に転じたのは、

そっちのほうが金になると考えたからということからのようです。










名塚元哉 |←ホームページ