古舘キャスター謝罪 学歴詐称ショーンK氏出演予定の報ステで(毎日新聞 3月17日)ショーン・マクアードル川上氏(47)が16日に出演を予定していたテレビ朝日「報道ステーション」は放送の冒頭で、古舘伊知郎キャスター(61)が視聴者へ「深くおわびします」と謝罪した。 同氏が学歴詐称を認め、降板したことについて「遺憾なこと」とし「さまざまなところを確認できていないまま、ここまで続けてきたということに関して本当に申し訳ない思いです」と頭を下げた。ショーンK降板で『とくダネ!』冒頭謝罪 - 小倉智昭の本音「信じられない」(マイナビニュース 3月17日)川上氏は2010年から同番組のコメンテーターを務めていた。小倉キャスターは「ショーンさんは5年以上、『とくダネ!』にコメンテーターとして出演してもらいました」と振り返り、「私個人としては、ショーンさんは大変英語も堪能な方ですし、日々の国際情勢に関してもいち早く番組に意見を反映させてくれて、さまざまな分野において的確なことを伝えてくださったと思う」と番組に貢献した存在だったことを説明。「いまだに信じられない思いでいっぱいなんですが」と心境を吐露し、「本当に残念でなりません」と結んだ。16日発売の週刊誌『週刊文春』で、川上氏の経歴詐称を追及する記事「フジテレビ"新ニュースの顔"の正体 ショーンKの嘘」が掲載され、川上氏は公表していた経歴に誤りがあったことを認め、出演番組の自粛を発表。自身の公式サイトを通じて謝罪する一方、「コンサルタント業務を行っていないかのような記載は誤りです」などと釈明もしている。経歴詐称している人をテレビのコメンテーターに起用しておきながら、「知らなかったです申し訳ございません」だけで終わらせるテレビ局。閣僚の不祥事なら身体検査はちゃんとやっていたのか、任命責任があるなどと言って批判するのに、本人が言っているだけの経歴をあっさり信じて起用する。その人物に問題ありだと発覚したら、起用するに至った経緯など説明もせず簡単な謝罪だけで終わってしまう。報道や情報を扱う番組がこれでは人のことはとやかく言えないだろうって思いますよ。そして、茂木健一郎氏がショーンK氏のことを人柄がいいから悪い人でない、学歴を詐称したぐらいで降板させるのはおかしい、と擁護していますけど、テレビに出るコメンテーターが嘘を一つも吐いたことのない聖人君子じゃなきゃダメとは思いませんが、経歴詐称は完全にアウトではないでしょうか。輝かしい学歴を偽り、その嘘の経歴で人目を引きつけて仕事を呼び込み利益を得ていたわけですから。それに詐欺師は作った設定をバレないようにしなくてはいけないので、能力としての人柄がいいのは当たり前ですよ。アハ体験と言っている割に見抜けなくてすっかり騙されて洗脳されてますよ。まあ、それにしても、けっきょく東京キー局の番組のコメンテーターなんて、番組によっては局側の意向でコメンテーターのコメントすら台本があったりするので、誰にでも務まるということですね。