誓い新たに…東日本大震災5年、各地で追悼(読売新聞 3月11日)天皇陛下「国民が心を一つに」…政府主催追悼式(読売新聞 3月11日)ちょっとだけテレビを見ていたら、被災地の人達に頑張ってくださいと気軽に言ってるのが気になりました。なかなか復興も進んでいませんし、当事者にしてみればこれ以上どう頑張ればいいの?って気分だと思うんですよね。「頑張って」は自分の力でどうすることもできない人には酷な言葉で、この場合の「頑張って」は励ましてるより突き放している感じがします。だから頑張るのは支援や力を必要としている立場の弱い人のほうじゃなくて、支える側が力を出すということであって、「私たちができる範囲で頑張って支えます」が被災者への励ましとして良いんじゃないかということを5年目、そして6年目が始まる今日という日に感じました。◆安倍首相、「保健所」誤読で議場騒然 「子供の苦労ないから…」と共産委員長(産経新聞 3月11日)安倍晋三首相は11日午前の参院本会議で、待機児童の解消に関し「保育所」と答弁すべきところを「保健所」と誤読した。首相は「保育所」と言い直したものの議場が騒然となった。共産党の吉良佳子氏の質問への答弁。 これに対し、共産党の小池晃政策委員長は11日の記者会見で、「子供を保育所に預けた経験があり、苦労した経験がある、あるいはそういった苦労している人の声に耳を傾けたことがあれば、保育所を保健所と言い間違えることはない」と批判した。 小池氏はこれとは別に「こういう問題で苦労していたら、あまりああいう言い間違いはしない」と語り、「耳を傾けたこと」の部分を省いて首相を重ねて批判した。首相には子供がいない。小池氏は首相の誤読について「お疲れなのかなあという感じを受けたが、疲れたで済まされる話ではない」と強調。「(待機児童問題について)本当に真剣に向き合う姿勢なのかなという感じがする」と述べた。同時に「言い間違いだということですぐに訂正したので、これ以上責任を追及することはない。首相にはきちんと答弁していただきたい」と注文を付けた。安倍首相のウッカリな言い間違いよりも、小池氏の「子供の苦労がないから」のほうが配慮なく差別的な発言だと感じるのですが。もしも、自民党の議員がお子さんの居ない議員に対して、「子供を育てた苦労がないから」なんて言ったら、メディアから袋叩きにされることでしょうけど、野党だと問題視されないのが不思議です。