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2015年08月19日(水) 自衛隊の内部資料流出は特定秘密保護法違反なんじゃないの?

防衛相、資料作成「問題はない」…参院特別委(読売新聞 8月19日)

参院平和安全法制特別委員会は19日午前、8日ぶりに安全保障関連法案の審議を再開した。

 11日の同特別委で共産党が、自衛隊の編成計画などを法案成立前に検討していたとする
防衛省統合幕僚監部の内部資料を示し、政府側の答弁が不十分と強く反発。
同特別委は審議が中断し、途中散会となっていた。

 中谷安全保障法制相(防衛相)は19日午前の答弁で、内部資料について
「法案成立後に具体化していくべき検討課題をあらかじめ整理し、
部隊の指揮官に理解してもらう目的で、5月下旬に作成した資料」と述べ、存在を認めた。
そのうえで「私の指示の範囲内のものであり、法案成立後に行うべき
実際の運用要領の策定や訓練の実施、関連規則の制定は含まれておらず、
シビリアンコントロール(文民統制)上、問題はない」と強調した。


自衛隊資料で安保法案成立先取り、防衛相「問題ない」(朝日新聞 8月19日)

安全保障関連法案を審議する参院特別委員会は19日、一般質疑を再開した。
法案成立を先取りする形で作られた自衛隊の内部資料について、
中谷元・防衛相は作成した経緯を説明し、「問題はない」との認識を示した。

 中谷氏は内部資料について、「統合幕僚監部が日米防衛協力のための指針(ガイドライン)、
平和安全法案について、内容を丁寧に説明し、法案成立後に具体化すべき検討課題を整理し、
主要部隊の指揮官等に理解してもらうことを目的に作成した資料と確認した」と述べた。

 作成経緯については、法案が閣議決定された翌日の5月15日、
中谷氏が法案の内容を分析・研究し、隊員に周知するよう防衛省内の幹部に指示したと説明。
指示を受け、統合幕僚監部が同月26日に幹部向けに行った
テレビ会議での説明資料として内部資料を作ったという。
会議には、陸上自衛隊の方面総監や海上自衛隊の自衛艦隊司令官ら
主要部隊の指揮官ら約350人が出席した。

 中谷氏は「資料の内容は私の指示の範囲内で、
法案成立後に行うべき運用要領の策定や訓練の実施、関連規則等の制定は含まれず、
シビリアンコントロール上も問題はない」と述べた。
これに対し、今月11日の特別委で内部資料を示した共産党の小池晃副委員長は
「自衛隊幹部が勢ぞろいしている会議で、現在まで国会に示されていない
内容も含めて詳細に報告されているのは極めて重大だ」と批判した。



これのどこが問題なのかさっぱり分からないんですよね。

共産党の小池氏の職業は医師であって

民間企業で働いたことがないので分からないでしょうけど、

なんらかのプログラムがスタートしそうなら、

まずは準備として資料を集めたりして書類作りからですよね。

なにができて何ができないのかシュミレーションをしたり、

できることを実行する際にどの様な進め方をするのかなど、

どこの企業や組織でも当然のようにある程度を想定した準備をやっておくべきことであって、

自衛隊としても法案が成立してから資料を作ってるようでは遅いでしょうし、

準備を怠ることのほうが問題なのではないでしょうか。

ところで、内部資料を持ち出し小池氏に渡した人は

特定秘密保護法に抵触するんじゃないの?と思っちゃうのですが。

そこのところはどうなんでしょうか。

【特定秘密保護法】共産党小池議員が党の安全保障失敗【抵触】 - Togetterまとめ












名塚元哉 |←ホームページ