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2012年02月18日(土) 中学校の武道とダンスの必修化

今年から中学校で武道とダンスが必修科目になります。

文部科学省 中学校武道・ダンスの必修化

文部科学省では、平成20年3月28日に中学校学習指導要領の改訂を告示し、
新学習指導要領では中学校保健体育において、
武道・ダンスを含めたすべての領域を必修とすることとしました。
武道は、武技、武術などから発生した我が国固有の文化であり、
相手の動きに応じて、基本動作や基本となる技を身に付け、
相手を攻撃したり相手の技を防御したりすることによって、
勝敗を競い合う楽しさや喜びを味わうことができる運動です。
また、武道に積極的に取り組むことを通して、武道の伝統的な考え方を理解し、
相手を尊重して練習や試合ができるようにすることを重視する運動です。

ダンスは、「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」で構成され、
イメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して
仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で、
仲間とともに感じを込めて踊ったり、イメージをとらえて自己を表現したりすることに
楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。


ニュースを見ていると、

先生達が柔道場やダンススクールに習いに行っているのですが、

どの先生方も未経験者ですから、

基礎の基礎を覚えるのにもいっぱいいっぱいのようです。

武道は柔道と剣道のどちらかを選ぶのですが、

道具を揃える剣道より安くすむと柔道を選択している学校が多いということで、

そこで、もっとも懸念されているのが柔道による死亡や重い後遺症が残る事故です。

学校の部活などを含めたスポーツの中で一番死亡事故が多いのが柔道なのだそうで、

これまでにも柔道による死亡事故がニュースになっているのを見聞きした人も多いと思います。

日本以上に柔道先進国で競技人口の多いフランスでは、

同じように学校の必修科目になっているのですが、

柔道を教えるためには380時間にも及ぶ研修を受けて、

国家資格を取得しなければならないほど事故を防ぐために努力しているそうです。

なぜ柔道発祥の地である日本では、

ほとんど柔道の経験の無い先生が教えなければならないのでしょうか。

ダンスにしても、ほとんどの先生が未経験で、

センスやリズム感が無い先生なら教える方も教わるほうも悲惨です。

真面目な先生ならノイローゼになることもあるでしょう。

必修課目にすると決めることは簡単なのですが、

一番の負担になるのは学校で教える先生なのですから、

私は武道もダンスもプロを学校に呼んで教えればいいと思うのですが。


◆ うっすら雪化粧だったので散歩中に撮影してみました。
雪をペロペロしまくるトーイでしたが雪って美味しいんでしょうか?

http://youtu.be/8i3fv9ZYhxE










名塚元哉 |←ホームページ