ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2008年10月20日(月) WBCは北京のリベンジではない。

足並みそろえることが大切 イチロー、WBCに言及

野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の
日本代表監督選出問題について、マリナーズのイチロー外野手が18日、
混迷する現状について初めて言及。
「最強のチームをつくると言う一方で、現役監督から選ぶのは難しいでは、
本気で最強のチームをつくろうとしているとは思えない」と指摘した。
 日本は2006年の前回大会で世界一に輝いた。
「もう一度、本気で世界一を奪いにいく。
WBC日本代表のユニホームを着ることが最高の栄誉であると
みんなが思える大会に自分たちで育てていく。
シンプルなことなんですけどね」と話した。
 イチローは正式要請が届く前に自ら参加の是非について語らない姿勢を貫いているが、
現実的には出場の可能性が高い。参加を前提としての発言のようだ。
 「大切なのは足並みをそろえること。(惨敗の)北京の流れから
(WBCを)リベンジの場ととらえている空気があるとしたら、
チームが足並みをそろえることなど不可能でしょう」。
イチローの声は今後、いかに響いていくか。

(共同通信社 2008年10月19日 18:24)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

さすが、イチロー選手。

この発言は実に筋が通っている上に日本野球に対する誇りや愛情、

WBCについての考えや決意がイチロー選手らしい表現で語られています。

確かに、WBCとオリンピックは全くの別物なのに、

まるで北京からの続きもののように扱われることに疑問を感じます。

選手だってWBCに向けて体を調整しなければなりませんし、

当然ケガのリスクもある上でWBCに協力しようというのに、

それを預かる監督がペナント前だからという理由で候補の対象から外すなんて、

選手に対してあまりに失礼ではないでしょうか。

それに、前回大会の王さんだって現役のソフトバンクの監督だったのですから、

前回はペナント前の現役監督が就任できたのに、

今回は現役監督はダメというのは、かなり矛盾していると思うのですが。








名塚元哉 |←ホームページ