安倍氏を自民総裁に選出…2位は麻生氏、3位谷垣氏自民党総裁選は20日、党所属国会議員(403人)による投開票と党員票(300票)の開票が行われ、安倍晋三官房長官(51)が、麻生太郎外相(66)、谷垣禎一財務相(61)を大差で破り、第21代総裁に選出された。 安倍氏は26日召集の臨時国会で、小泉首相の後継となる第90代の首相に指名される。 総裁選の開票結果は、安倍氏464票(議員票267票、党員票197票)、麻生氏136票(議員票69票、党員票67票)、谷垣氏102票(議員票66票、党員票36票)。議員票1票は無効。(読売新聞 2006年9月20日15時0分)●「初の戦後生まれ総裁、理想の炎継ぐ」と安倍新総裁自民党の新総裁に選出された安倍官房長官は20日、両院議員総会での当選あいさつで、「伝統ある自民党総裁の地位の重さを改めて認識している。初の戦後生まれの総裁として、理想の炎を絶やすことなく、改革の松明(たいまつ)を受け継いでいくことを宣言していく」と抱負を述べた。(読売新聞 9月20日16時21分更新)●横田夫妻「安倍新総裁に拉致問題進展を期待」拉致被害者家族らは安倍新総裁に「拉致問題を進展させてほしい」と期待をかける。 横田めぐみさんの父滋さん(73)は20日、川崎市内で記者会見し、「安倍さんは『拉致問題の全面解決』をスローガンに入れている。首相になっても『対話と圧力』で取り組むものと期待している」、母早紀江さん(70)も「安倍さんはお父さんの代から拉致問題に取り組み、必ずよい結果が出ると信頼している」と話した。 安倍氏が拉致問題に取り組むきっかけは、父晋太郎氏の秘書だった88年。拉致被害者石岡亨さんからの手紙で娘・有本恵子さんが北朝鮮にいると知った両親が、省庁や政治家を訪ね歩いたが反応が芳しくなかった中、事務所に迎え入れて話を聞いた。 (朝日新聞 2006年09月20日18時40分)●安倍氏、「拉致担当相」設置へ=中山元参与の名も−柳沢・甘利氏の再入閣有力に安倍晋三官房長官は18日夜、自身が首相に就任した場合、北朝鮮による拉致被害者に対応するための担当相を置く方向であることを明らかにした。日本テレビの番組で語った。拉致問題解決に内閣が一体となって取り組む姿勢を示す狙いからだ。小泉政権で2002年9月から2年間、被害者支援を担当した中山恭子元内閣官房参与(66)の名が挙がっている。 安倍氏は番組で、拉致問題について「交渉は外相が当然行うべきだ。外交ルートは二元化してはならない」と指摘。その一方で「外交交渉だけではない。いろんな状況や対応を考えないといけない。被害者家族のケアなどもある。全体的な拉致問題を担当する人がいてもいい」と明言した。これに関し、安倍氏周辺は「拉致問題を最重要課題に位置付けるとのメッセージだ。担当相設置の可能性は十分ある」と指摘した。ただ、担当相でなく首相補佐官を置く公算もある。 (時事通信 9月19日3時0分更新)-----------------------------(引用終了)----------------------------福田氏が総裁選に出馬しないことによって、安倍さんが新総裁に決まることは99%決まっていたので、逆に盛り上がりにもかけ、総裁選自体には冷めてしまっていたのですが、麻生太郎氏が2位というのが嬉しいところ。谷垣氏が2位にならなかったのが、とにかく嬉しい。谷垣氏は議員票でコケたのが痛いでしょうね。旧態全の永田町スタイルでごり押しできない表れです。ところで、無効票の議員が誰なのか気になります。総裁選に出たかった、河野太郎氏が悔し紛れに自分の名前書いていたりして(笑) とにかく、あらゆる面に影響を与え目立ちまくった小泉首相の後を引き継ぐ安倍さんは何かと大変だと思われますが、よい所を伸ばし、悪い所を改善し、新しい事にもチャレンジする。当たり前のことですが、最も重要で且つ難しいこの3つを頑張って欲しいものですね。そして、朝日を初めとした一部の人や国は総攻撃を加えることでしょう。まぁ、こちらはそれによって日記のネタに事欠きませんが(笑)、(明日の朝日の社説が楽しみだ)上手くかわしていた小泉首相に比べて真面目な安倍さんは、この逆風にも耐え切れるのかも気になるところ。野党の対決姿勢は始まっています。野党、「格差」「歴史認識」で安倍総裁を追及姿勢安倍官房長官が自民党新総裁に選ばれたことについて、野党各党は20日、格差是正の具体策や安倍氏の歴史観について追及していく姿勢を鮮明にした。 民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者団に対し、格差是正が重要な政治課題だと指摘し、「官房長官だった小泉内閣を否定できない。拡大を是認する政治のまま突っ走っていくのか、今まで聞いている範囲ではあまりにあいまいだ」と述べた。 共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者団に「安倍氏では内政、外交の行き詰まりを打開できない。むしろ一層ひどくする。とりわけ『村山談話』での侵略戦争・植民地支配へのおわびと反省を明言していない」としたうえで、「教育基本法改正案や憲法改悪を阻止したい」などと述べた。 社民党の福島党首は国会内で記者会見し「安倍氏は戦後最も戦争に近い自民党総裁。対決に全力を挙げるとともに、リベラル勢力の大結集を図りたい」として、国会での共闘を確認するために野党党首会談を呼びかける考えを示した。 新党日本の田中康夫代表も東京都内の党事務所で記者会見し「言論の自由を奪いかねない共謀罪を始め、安倍氏の構築する社会は『第三次岸(安倍氏の祖父)内閣』の始まりともいえる。古い、最もあいまいな自民党政治だ」などと批判した。 ただ、国民新党の綿貫代表は、都内で記者団に「地方を壊し、格差をつけた小泉政治を続けるのか修復するのか。後の人事も含めてお手並み拝見だ」として、具体的な論評は避けた。 (朝日新聞 2006年09月20日19時04分)-----------------------------(引用終了)---------------------------->野党、「格差」「歴史認識」で安倍総裁を追及姿勢国民が最も関心を示しているのは、福祉・財政などの内政問題です。歴史認識なんて正直どうでもいいと思っている国民がほとんど。内政だけに絞って追求すればいいのに野党は本当にバカですね。特に社民党の福島党首の発言は酷すぎますよ。>対決に全力を挙げるとともに、国政の議席すら危ないのに何だかな〜。左巻きの人は、安倍さんを「憲法や教育基本法を改悪する恐ろしい人」と気炎を上げていながら、一方では「短命政権に終わる」とも言っています。彼らの言う「短命」とは来年の参院選までのことを指しているのですが、短命なら、憲法も改憲出来ずに終わるので、心配のしすぎではないかと思うわけです。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加