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2005年12月10日(土) 心配するな。安心もするな。

ドイツワールドカップの組み合わせ抽選会が日本時間10日早朝に行われました。

2006ドイツワールドカップ組み合わせ結果はこちら

すでにご存知のとおり、日本はF組で対戦相手は、

ブラジル、クロアチア、オーストラリア。

この抽選結果に、マスコミは「予選突破確実か?」と

サッカー解説者を交えてあーだこーだ言ってますが、

FIFAランキングだけを見て、

あーだこーだ言うのは無意味なんじゃないのといつも思います。

日本代表にしろ闘う相手にしろ、

大会直前に主力選手が怪我をするということもあるでしょうし、

最終的に決まる召集選手の戦力、

試合日の選手のコンディション、天候や気温など、

あらゆる要素が絡むので何事もやってみなくちゃ分からないのに。

兎にも角にも来年の6月が早くも待ち遠しいです。


◆なんだかんだと毎週見ている『ウルトラマンマックス』

マックスには、旧作の怪獣が月イチ程度で登場するのですが、

本日は『ウルトラセブン』からメトロン星人が登場。

ストーリーは『ウルトラセブン』の話[狙われた街」の続きなので、

旧作を思い出しつつ楽しめました。

セブンでは宇宙ケシ入りタバコで人間同士を争わせて自滅させる作戦で、

地球侵略を目論んでいたメトロン星人でしたが、

最後は、セブンのアイスラッガーで真っ二つに切断。

メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。

マックスの世界では、その後、円谷プロと思われるプロダクションの

怪獣造型師に助けられ(修復)され、真ん中にツギハギがあり。



そのプロダクションの怪獣倉庫で生活をし、



40年間再侵略の機会を伺うものの、長きに渡る潜伏生活の末に、

環境破壊をしたり便利なツールで楽な生活を送り堕落して、

最低限の常識すらなくした人間は、

すでに脳が萎縮して退化し「猿に近づきつつある」ので、

(ここで、電車の中でメイクする女性や、携帯でメールする若者、
 電車の床に座って物を食べる若者の映像が猿の鳴き声とともに流れる)

こんな人間は、放っておいてもいずれ滅びるからと、

メトロン星人は故郷に帰ることを決意。



でも、その滅びをちょっとだけ早めてあげようと、

携帯電話に怪電波を送り、人間同士を争わせるイタズラを実行。

結局、そのイタズラもバレてしまうのですが、



「人類が自滅した後にまた来るよ。」と

さらに「こんな地球人助ける必要があるの?」と



カイト隊員(マックス)に言い残し巨大化して、



「日本の美しい夕焼けを見るのもしばらくないな・・・」と呟き、


マックスと闘うことも無く、バイバイと手を振り、


迎えに来た円盤(同型で飛行音も40年前と一緒)でメトロン星に帰っていくのでした。


最後にカイト隊員(マックス)が、「メトロン星人の言う通りかもしれない。」と言った後、

ミズキ隊員の「でも、」で唐突に物語は終ります。

旧作セブンでは最後に

「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。
 人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。
 でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです。
 え?何故って?
 我々人類は今宇宙人に狙われる程お互いを信頼してはいませんから」

と皮肉を込めたナレーションがあったのですが、今回はありません。

あえてフォローさせない、ある意味最強の皮肉だと思います。

でも、この話をセブンの『狙われた街』を見ていないチビッコが

面白いと思ったかどうかは微妙ですが、

ゲスト俳優が六平直政さん、寺田農さん、堀内正美さんとベテランのお三方だったり、

ちゃぶ台を挟んでの会話シーンや、夕焼けの街での対決(?)、

しかも、物語中にP.S.R.I(警察科学捜査研究所)が登場。

円谷プロの別作品『怪奇大作戦』へのオマージュもあり、

大人は思わずにんまりしながら見たのではないでしょうか。

さて、来週は別の宇宙人が、

メトロン星人に「侵略する価値も無い」と言われた地球を侵略に来ます。

宇宙人の地球人気はまだまだ衰えずといったところでしょうかね。




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名塚元哉 |←ホームページ