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もくじ過去未来

2005年08月05日(金) 『亡国のイージス』観てきました。



「国家のありようとは、
 今の日本は本当に守るに値する国なのか、
 日本は亡国と化してしまったのではないか・・・。」

「進むべき道を見失った国家に、守るべき未来はあるのか。」



訓練航海中のイージス艦が、某国(北朝鮮)工作員(中井貴一)と

ある事件をきっかけに国家に復讐を誓う副長(寺尾聰)ら

そして副長に追従して行動を共にする自衛官たちに乗っ取られてしまう。

艦には沖縄米軍から盗み出した化学兵器がつみこまれ、

それを搭載したミサイルは東京各地に標準をあわせてある。

それを阻止せんと、密命を受けてイージス艦に乗り込むダイスの如月(勝地)

事実を知り、如月と共に艦を日本を守る為に戦いを挑む仙石(真田広之)

そんなストーリーの『亡国のイージス』を友人と観に行ってきました。

『ローレライ』 『戦国自衛隊1549』に続いて、

今年3本目の福井晴敏原作の映画です。

でも、『ローレライ』も『戦国自衛隊1549』も観る気もなく観てませんが、

『亡国のイージス』は、真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一と

大好きな俳優さん4名が一挙に出演しているので、

公開されたら観に行こうと思っていたところ、

タイミングよく友人が誘ってくれたので行ってきました。

(劇場には、若者より高齢者の方のほうが多くて意外でした。)

原作は未読、そして公式サイトで予習もせず

パンフレットも見ずに映画を観たからか、

ストーリーはなんとか理解できましたが、

未読なぶん、観ていると人物描写に疑問符が出たり、

場面の展開も唐突な箇所があり、ちょっと混乱してしまうことも。

ただ、原作が上・下巻と長編なので、約2時間でまとめるとなると致しかたなしで、

人物についてなど心の描写を詳細に説明するより、

原作のおいしいところのみを提示するようにしたのでしょうが、

原作未読には、少々こんがらがる映画になってしまった感じがします。

(人物の心の描写については、パンフレットに補足されてます。)

「戦後60年、ただ流されてきただけの
 日本に本当の平和があるとは思えない」渥美(佐藤浩市)

「平和は、戦争と戦争の狭間にあるものだと思う。
 日本はこの60年その狭間にあるのだと」瀬戸(岸辺一徳)

日本の問題を提起しているセリフの数々は良かったかと。

軍事アクションではありますが、あまりハラハラするシーンも無く、

原作を未読な人には、こんがらがったりもしますが、

それほど片意地も張ることなく楽しめる作品にはなっております。

原作を読んで、もう一度観たいですね。

そういや、真田広之氏を見て『宇宙からのメッセージ 銀河大戦』

を思い浮かべる人は、30代〜ぐらいでしょうか。


関連リンク:
『亡国のイージス』45点(100点満点中) (超映画批評さん)



◆ 昨日、杉並区のつくる会教科書採択騒動で

逮捕された男性についてお伝えしましたが、

暴行容疑で参加の男逮捕 東京の教科書採択反対集会

> 警視庁は4日朝、東京都杉並区の中学校用教科書の採択をめぐる
>反対集会に参加しようとしていた男を暴行の疑いで現行犯逮捕した。
>男は黙秘しているが、警視庁は政治団体「都政を革新する会」
>事務局長(45)で、中核派の活動家とみている。


その逮捕された男性の所属する「都政を革新する会」が、

このようなコメントを発表しています。

「つくる会」と警察が一体となった弾圧

> 本日、午前9時すぎ、「つくる会」教科書の採択に反対して
>杉並区役所前で宣伝行動を行っていた都政を革新する会の
>北島邦彦事務局長が、
>警察によって暴力的に拉致され、逮捕されました。

> この弾圧は、「つくる会」と警察が一体となって仕組んだものです。
>北島事務局長は、区役所前で宣伝行動を行っていた人たちをビデオで
>撮影していた「つくる会」のメンバーに、無断で撮影するなと抗議していました。
>すると突然区役所のまわりを取り囲んでいた警察が、
>北島事務局長に襲いかかって警察車両に連れ込み、そのまま逮捕したのです。

> この弾圧に「つくる会」教科書の恐るべき正体が示されています。
>反対するものは逮捕する。
>こうした戦前のような暗黒政治、戦争社会を復活させようとするのが、
>「つくる会」教科書です。

> 私たちは怒りを込めて抗議します。こんな弾圧には負けません。

>子どもたちの未来をかけて何としても「つくる会」教科書をとめましょう!

------------------------引用終了---------------------------

もう、ツッコミどころが多すぎて、どこから手をつけてよいのやら。


> この弾圧は、「つくる会」と警察が一体となって仕組んだものです。

証拠も無いのに陰謀と騒ぎ立てるのはカルト宗教と同じ。


>撮影していた「つくる会」のメンバーに、

撮影していたのは、ただの2ちゃんねらー(一般人)ですよ。

こちら参照

> この弾圧に「つくる会」教科書の恐るべき正体が示されています。

「恐るべき」と中核派が叫んでも説得力なし。


>私たちは怒りを込めて抗議します。こんな弾圧には負けません。

お前等が区役所取り囲んでやってることはなんだ?

暴行事件をでっち上げ警察に通報、
杉並警察署による問答無用の不当逮捕に抗議する


↑このページに写真が載っていますが、添えられた文章が・・・。

>北島事務局長に襲いかかる警察(8月4日9時すぎ 杉並区役所前)

抵抗するから抑え込まれているだけでしょ。

こんなのを相手にする警察官がかわいそうですよ。

しかし、この手の団体って、

何でこうもお決まりのワンパターンな言動に出るのでしょうか、

「バカにつける薬無し」 「バカは死ななきゃ治らない」の言葉が、

ピッタリ当てはまりますね。


参考リンク:
埼玉県警 指名手配者のページ

>中核派:中核派は、過激派の中で最大の勢力を有する集団(セクト)です。
>正式名称を「革命的共産主義者同盟全国委員会」といい、
>過去に多くのテロ、ゲリラ事件を引き起こしています。





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