ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2004年01月26日(月) 派遣反対派は感情論でなく、理性的な反対理由を述べよ

パレードや音楽など多彩に 各地でイラク派遣反対の集会

>ピンク色のミニスカート姿の若い女性を先頭に、
>歌って踊りながら道路をデモ行進した。
>銀座では見物客で歩道が混雑するほど。

TBSで、このデモの映像を見ましたが、やっぱり気持ち悪い。

まるで、何かに取り付かれたおかしな人の集会にしか見えません。

デモ行進中は見物人で混雑したそうですが、

見物している人は、素晴しいことをやっているなというより、

うるさいし邪魔な団体だなとしか思っていなかったことでしょう。

別に反対派がデモ行進をやることには、

皆それぞれ意見があるんだから良いと思いますが、

ここにデモの写真が掲載されているように、

着ぐるみを着た人や、肌を露出させ色気を振りまている人を見ると、

これでは主張の説得力が消えて、ふざけてるようにしか見えないし、

まだ物も言えない赤ん坊を寒空に引きずり出してまで何やってるんだか。

海外の反戦デモなんか見ると参加している人の意見も説得力があって、

聞いてるこちら側にも納得できるのですが、日本のこの手のデモって、

参加している人からも説得力のある意見は聞いたことがないですし、

デモ行進も、奇抜さや色気でないと目を引けないというのは、

もう自説が腐って、説得する力が無くなってしまったからというのを

彼ら自身で裏付けている証拠ではないでしょうか。

世論調査でも、イラク派遣反対が40%以上を占めていますが、

それでも、反対デモに参加する人がほとんどいないというのは、

政治結社崩れや、こんな頭がお花畑の人といっしょにされては

たまらんと思っているから、参加人数が少ないのでしょう。

だからこそ、派遣反対は、お気軽な感じで反対デモをすれば、

誰でも参加してくるかなと思っているのだろうけど、

こういう幼稚園児のお遊戯なみの薄っぺらなデモをやればやるほど、

逆に近づかない人が多くなってしまうことに、彼らは気づいていません。

それと、サヨク理論が完全に現実から遊離してることが、

外交と安全保障の面から証明されてしまったからというのもあるでしょう。

僕だって、戦争は嫌いだし、世界が平和なほうがいいとは思っているし、

何でもかんでもアメリカの言いなりになることがいいとは思っていません。

しかし、この人たちはアメリカ追随が嫌なくせに、

アメリカによって作られた憲法(特に9条)を頑なに守れというんです。

バカのひとつ覚えみたくイラク派遣反対だけをデモで叫ぶんじゃなくて、

イラクに自衛隊を送るのが嫌で、尚且つアメリカに物申したいなら、

まず、憲法9条を改正して日本が単独で自国の安全を保障できるよう、

ちゃんとした軍備を持つこと、要するにアメリカと同等レベル並の、

サヨクの大嫌いな軍事力を持たなきゃダメなんじゃないのと思うのですが。

反対する前に6000人もの人が居るのなら、「アレもダメ、これもダメ」と

ガキみたいに駄々をこねるだけではなくて、派遣しないで国益になる、

派遣しないで派遣したとき以上の成果がでることを考えたうえで、

どのような日本の具体的将来像を描いてるのか、

そこらへんをはっきりと簡潔にデモで主張してほしいものです。

「平和」や「戦争反対」と声に出せば、自分がさも善人だと勘違いした

こういう自らの満足感だけのために、偽善や欺瞞にみちた中身のない

次元の低い薄っぺらいことを言ってる連中には虫唾が走ります。




↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。
Myエンピツ追加







名塚元哉 |←ホームページ