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■ テニス。「切原の赤い罠」
「赤い〜」というと山口百恵の赤いシリーズを思い出してしまいます。
Aパート。 何故タカさん…しかもピンだし。先週の乾がいよいよ哀れ>タイトルバック。
えー…何というか ものの見事に設定を無かった事にした潔さに乾杯。
例の切原の件なんですが。 凄い…あまりに潔すぎて一瞬私の記憶が間違ってるのかと焦ってしまいました。
ま、まあその事は後に語ることにして順を追っていきましょう。
試合前に橘から貰ったグリップテープを巻く不二。 何か切原への怨念込めてるような気がして怖いです。
うなされてる橘さんは別アニメの人のような雰囲気でした。
朋ちゃんの台詞に 「舞い降りた すごい 天使」 というカレイドスターのサブタイが浮かびました。 サブタイというよりカレイドがね。最近天使天使連呼してるんで。 これより 「二人の すごい 悪魔」 の方がピッタリですけどね。今週のサブタイ。
ていうか羽って…今週の演出センス悪いなぁ(^^;
何か、やたら舞い落ちる羽の描写にドラゴンボールZの悟飯が主役の時のED「僕たちは天使だった」の映像がフラッシュバックしてきてドラゴンボール世代としては微妙な心境になりました。 あれです、あの「時にうずもれた記憶のかなた、そうさ僕たちは天使だった〜♪」ってヤツ。
あれすっごく好きだったので…尚更。
「手術」を連発する面々。 …ちゃんと言えてない人がほとんど。 滑舌悪いなぁ…ま、こういう単語は言いにくいので「しゅじゅつ」ではなくわざと「しゅじつ」と言えという場合もあるんですけど。
部長が手術だろうが気にするなという大石。 相変わらずこういうところが冷静で強いです。 大石のこういう所好きですね。
切原を「悪党」という桃…「悪党」は言いすぎだろう(^^; 今日のスミレちゃんは偉いぞ!ちゃんと注意した。 それそっくりそのまま氷帝にも言ってくださるとありがたいです。 あそこは部長からそれを率先してやってる最悪なケースですから。 あ、アニメじゃそこまで言ってなかったですね。
ていうか嫌われまくってる切原がなんかカワイソウ(苦笑)
うわ、観月が喋った!
不意打ちだ。 わー…不二の試合に観月持ってくるか…まあ妥当といえば妥当かな。 「兄貴の応援してくれるんですか?」 と嬉しそうな裕太はカワイイ。 裕太の気持ちは分かるんです、一応尊敬してる先輩が兄を応援してくれりゃそりゃ嬉しいですよね。 けど…なんかイヤだなぁ。 言ってることは観月らしいけど、すっかり三枚目路線が定着してきて違和感が。
石田さんもこんなキャラになるとは思ってなかっただろうなぁ…。
と、そこへ由美子お姉さんが。
あっはっは!観月でも年上の美人には弱いんだ!
あー、笑った。 笑いましたけどこんな歳相応で良いんだろうか…。 あ、そういやこの前華村先生ともつるんでたし、年上好きなのか。 単に巨乳好きなのか。
すっかり丸くなったというかネタキャラになったというか。
裕太に呆れられたらおしまいだよ観月クン…。
そして淳はいつの間に鉢巻付けたんですか?
作画…大丈夫なんでしょうか。 普通に考えて制服に帽子レベルを超えてる事に気付かなかったのかな。
不二VS切原 最近試合の時にかかるこの曲好きです。
不二は消えるカットサーブ。 バンク絶好調です。 相変わらず天才は天候も操れるようで良い感じに風が吹いてます。 この調子だと白鯨も出そうな勢いです。
やっぱり切原の表情とか好きなんですが、あれは一方的にやられてる時だとカッコ悪いですね。 ワンポイントも取れずにサービスキープされてるし…。
すっかり兄貴ッ子に戻ってしまった裕太はカワイイんですが微妙だなぁ。 お姉さんは流石弟の事はお分かりになるようで。
切原のサービス。 ツイストサーブ(なんでしょうか?)から始まったこのラリー。 あの、不二のあのアレはやっぱり淳のパクりですか?
…やめてほしいなぁこれ以上淳をパクる人が出るのは。
ああもう羽の演出はいいですって。
立海レギュラーは「わかってねぇなぁ、危ないのは不二のほうだ」とか言ってますが、こっち側(視聴者側)からすれば不二の勝ちはみえていて、おそらく切原は散々な目にあって負けるんだろうという事くらい容易に想像できるので、逆にそういう言い方されると切原が哀れになってきます。 ああ今はああだけどきっとこの後、ってね。
いや、私一応切原応援してるんで。
Bパート。 0-40。 ワンポイントくらい返して下さい切原くん。 ワンサイドゲームになってますよ。
桃と菊丸に遊ばれて「二人ともキモイっす」というリョーマ。 ごもっとも。 キモイってか暑苦しいです。
不二の実力の底が見えないというのは何となく分かります。 なんか不二だったら誰に勝ってもおかしくない気がするんですよね。 「今まで本気じゃなかったし」とか言い出しても違和感ゼロですし。
回想は例の「雨の中の決闘」の回でしたが、不二って風男ならぬ雨男な傾向にありますよね。 橘さんを見舞ったときも雨降ってましたし。
ルドルフ・不二姉サイド。 由美子お姉さんの一言。 「あの子、気が優しいでしょう?」
思わず「どこが?」と心でツッコんだことは内緒です。
気が優しいねぇ…ウッソダーン。 そりゃ身内にはそうかもしれませんけど。 なまじ見て来た試合があの最悪の観月戦、勝手に標的にされて哀れだった芥川戦ととてもそう思える試合ではなかっただけに余計そう思います。 そういうしがらみのない試合だっただろう六角戦じゃトリプルカウンターに拘りすぎて全然スマートな試合運びにはなってませんでしたし。 私から見れば不二は気が優しい選手ではなく余計な事にこだわりすぎな選手ですね。 いや、だいたいこの作品の選手はそういう傾向にありますけど。
「相手を徹底的にやっつけちゃう試合は性格的にできない子なの」
思わず「えー」と心で(略)
じゃあジローは一体…彼は何の罪もないんですが。 シンカーを徹底的にぶっ潰して悪魔の笑みを浮かべていたあの六角戦は一体。 いっちゃんが可哀想。彼も六角も不二にうらまれるような事してないのに。
お姉さん、買いかぶりすぎですよ弟を。 これが身内の欲目ってヤツですか。
ていうか「相手のレベルに合わせて戦う」なんざ優しさでも何でもありません。 ただの嫌味なヤツです。 本当に相手を思うのであれば精一杯自分の持つ力を全て出して全力で戦うこと。 不二みたいな本気を出さない手抜き戦法は相手に失礼極まりない。 優しさを勘違いしてるなぁ、これが身内の欲(略)
観月「確かに、以前僕が戦ったときも些細な事で彼を怒らせてしまいましたが」 裕太「些細な事ぉ?俺危なく病院行きだったんすけど」
キミ達そんなノリで良いんですか?
いや、まあ仲良くやってるんでしょうねルドルフ。 そういうことにしておきましょう。
しかしすっかり都大会のことはどうでもよくなってる風な観月。 それでいいのかはじめちゃん…、大衆に晒し者にされたのに。 意外と心広いんですねキミ。
裕太に腕組みする由美子お姉さんに照れる裕太が微笑ましい。 良いなぁ…裕太みたいな弟いたら可愛くてしょうがないだろうな。 由美子お姉さんの気持ちは痛いほど分かる。 多分不二にしても身内だったら可愛い弟なんでしょう。
羆落としを返そうと後ずさる切原が間抜け…。
ああ、あの倒れ方は…なんかデジャブ感じると思ったら年末年始にやってたK-1の曙vsボブサップ。
この時私はリングにうつ伏せになる曙の姿が浮かんだという。(ニュースで観たのよ)
って感じでした。スラダンの彩子風に言うと。
「やっぱり青学の不二は天才だぁ〜」byギャラリー …石田さんの声って分かりやすすぎ。
2ゲーム取られちゃって13分も過ぎてしまいました。
何かコートに転がる切原にちょっと哀れみに似た感情が…いや、私一応彼応援してるんで。
堀尾「おいおい、どうしたんだよ!もう13分過ぎちゃったぞ!」 朋香「自分で言った事も守れないなんて、カッコ悪すぎ!」
「黙れ」と伊角さん風に心で言ってしまった事は内緒。
ヤジるなよ…。 堀尾と朋ちゃんお似合いコンビだなぁ…ウザイところが。 堀尾はいつもの事だけど今日の朋ちゃんウザすぎ。
まあ青学にこういう子達がいてくれると、切原への視聴者の憎悪の念が分散されると思うので私はむしろ嬉しいですけどね。
そして起き上がった切原の瞳はなんと赤かった。
怖っ!
ああ前もこんなのあった気がします。 そう、剣太郎が初めて喋った「房総ビーチバレー」の回です。 あの時はリョーマと海堂が砂くらって赤くなってたんですけど…切原はどういう原理なのか。
まあそれよりも先に 「お目目が真っ赤だ〜」 「ドラゴンケースに入れてね♪ロート子供ソフト〜♪」 ってCMが浮かんだ私はやっぱりドラゴンボール世代。
「あれは…!」 とかいって乾が解説してくれたところによるとあの赤目は対橘戦でみせたものと同じだそうで。 何でも1ゲーム返された切原は集中的に橘さんの足首を狙い始めた、と。
ウッソダーン!
何かみんな口裏合わせたように同じ事言うんでちょっと騙されそうになってしまいましたよ。 切原は対橘戦じゃ自分で足捻った橘相手にこれ幸いとばかりに足に負担かかるような球打っただけだったハズです。 い、いつのまに足首狙いに摩り替わったんだろう…。 ものの見事に設定無視。
こ、これがシリーズ構成交替の弊害ってヤツですか…。
ま、別に身体狙うのはダメな事じゃないですけどね。 んなこと言い始めたらリョーマのツイストもダメ、前衛キラー内村なんてもってのほかって事になりますから。 よけりゃいいんですし、よけれないほうが悪い。 スポーツ選手として、人として普通はやらないでしょうけどね。 前の設定の切原の戦法は非情といえば非情でしたけど、ありえる戦法だったのになぁ。
前川さんにやる気がないのはよく分かりましたけど、設定変える方がむしろメンドイと思います。 今週見る限り過去の伏線忘れてるわけじゃないみたいですし。 そんなに冨岡さんからちゃんと引き継ぐのがイヤだったのかちゃんと話し合いしていないのか。
そこで仮説。 1、どうしても切原でやりたいことがあったからやむなく変えた。 2、ジャンプ編集部にいちゃもん付けられた。 のどちらか。
私は…後者かなぁ、と。 なるべく原作の設定で、という通達があったんじゃないでしょうかね。 じゃないと急に変えるの不自然です。 キャラクターの性格、とかだったらむしろ違う人がやってるんですから変わって当然ですけど。 …や、いやですけどある程度諦めついてます。 まあ、何かやたら切原で頑張ってますしやりたいことあるのかもしれませんけど、そういう場合は自ら今日の脚本書いてたはずです。 だからやっぱり、ね。 冨岡さんの書く切原見てみたかったなぁ。
ま、おきちゃったことは仕方ないんで。
切原は目が赤くなると調子も上がるようで。 スマッシュで不二の膝を狙い撃ち。
あの般若は一体何なのか。
あれが切原の真実の姿とでも言いたいのか。 今日の演出なぁ…何か頑張ってるみたいですけど空回りしてます。 深い意味があってやってるのか何も考えてないのか謀りかねます。 般若がいわゆる切原の内面の比喩なのかノリでやっているのか分からない。
そういえばさっき不二の雨男の話しましたけど、犬夜叉で池田監督が桔梗の生前の回想を入れる際、 「犬夜叉の恋人(普通の女の子)」としての桔梗の時は晴れ。 「巫女としての自分」の時は雨。 みたいなコントラストで演出していて凄く良いなぁと思ったのを覚えてます。 ああいう演出綺麗なんですよね…流石池田監督、って池田監督と比べるのはアレですが。 ひょっとしてそういうのがやりたいんでしょうか? 池田監督が雨で桔梗の心情を表現していたように不二の雨や羽や切原の般若にも意味を持たせたいのかもしれません。
いかんせん力量不足のようですが…。
「筋肉が伸びきってるところに至近距離から直撃。危険ですね」
冷静な分析はいいんですがはじめさん…アナタ確か裕太にリョーマの右目狙いでいけと指示した過去がありますよね? いや、当てろと言ったわけではないのでこれは良いんですが。 さっきも言ったとおり非情ではありますけど、普通に作戦の範囲内です。 内村もやってるとおり顔面向かって飛んでくる球は打ち返しにくいですから。 +トラウマってことも考えてある意味うまい作戦かと。
でも、観月にはむしろ切原の気持ちの方が分かるんじゃないですか? 彼は不二と切原のしがらみは知りませんしそもそも関係もないですし、多分幸村のことは流石に知ってるでしょうから勝利にこだわる立海の気持ちの方が分かると思います。 常勝、を義務付けられる王者の気持ちは、負けの許されなかった自分のどんな手を使っても勝つという心情と重なると思うんですけどね…。 やっぱり脚本そこまで考えてないんでしょうね。 今や三の線入ってるんでそんなシリアス時代の事は忘れられてるとか。
あ、ついでに。 今の切原にちょっと肩入れできるのは彼はあくまで勝つためにやってるから。 勝てる自信があったのに趣味で相手の肩壊しにかかった誰かさんは最悪。
膝狙われてコートに転がる不二。
うーん、ちっとも切原酷いとか不二可哀想とかいう感情が沸かない私はよっぽど不二が嫌いなんでしょうね。 嫌いというよりどうでもいいというか。
ああ、別に切原が好きだからではありません。 酷いとは思います。
だってもしこれが不二ではなく観月だったら、バネちゃんだったらと思うと切原ぶん殴りたくなりますから。
…まあその辺は特に好きなキャラだから別として。 そう、例えば青学…桃だったとしても切原止めろと思ったでしょう。(切原のほうがキャラとしては好き) いや、不二と同じくらい苦手な菊丸でもそう思ったはず。
何故不二だとカワイソウどころか切原頑張れという感情が沸いてくるのか。
うーん、あからさまな勧善懲悪が嫌いだからかな…。 不二みたいなタイプ、私本来好きなんですけどね…なんか演出みてるとやりたいことあるみたいですけど、キャラ立て失敗してるよなぁ。
ってか不二だけ会場全体から同情の目で見られて、顔面にドライブAくらってた亜久津がちょっとカワイソウ。 ああ、そういや朋ちゃん何もしてない跡部に「ドライブAでやっつけろ」とか言ってましたよね。 子供の言う事とはいえ…それをリョーマにさせようとするなら切原のやる事にも黙っとけって感じです。
「あぁスミマセン。また同じところにあたっちゃった。ホント申し訳ない、わざとじゃないんです。不二さん、大丈夫ですか?」
わざと言ってるのがバレバレな小者臭プンプンの切原が面白い。 こういう人を楽しんで見られるのは相手が不二だからこそ。 …不二ファンの人は辛いかもしれませんが。
観月が眉を顰めてるのが意味不明だなぁ。 過去の自分重ねてるのなら分かるんですけど。 不二に同情とかし始めたら最悪。 むしろお姉さんや裕太に心配そうな顔させるべきでしょう。
そこへ橘さんから(都合よく)杏ちゃんへ電話が。 杏ちゃん喋るなよ〜と思ってましたがやっぱり喋っちゃって橘さんは会場へ…。
切原がブレイクして、不二の足を心配する青学の面々。 更に通過する飛行機。 今日飛行機何本目だろう…テニプリにおける飛行機の意味を一度聞いてみたいです。 よく演出で使われますよね。
「バイバイ」 と切原、ナックルサーブの構え。
「やめろ、その技は危険だ!」 と立海の三年が止めようとしてくれて良かったです。 ちゃんと後輩育成してくださいね。
ナックルサーブ…カッコイイ。 ここの演出はちょっとカッコよかったです。 ボール握りしめてる描写って切原にピッタリだなぁ…こういうの似合う。
また羽が…。
そして鳩が…。
般若に羽……その斬新なコントラストの真意を是非聞きたいです。 斬新すぎて付いていけません。 素直に黒い羽じゃダメなのか…いややっぱり却下だ。黒羽なんて。
でも真面目な話、ここ鳩じゃなくカラスが黒い羽舞わせつつ飛び立つくらいの描写で良かったんじゃないですかね? 切原を悪魔に例えたいなら悪魔の化身がコートに立つって感じでちょうどいいと思うなぁ。
や、やっぱり黒羽はダメだ。 池田監督ならどう演出してただろう…そう考えると面白そうな場面。
般若、飛行機、鳩、羽…演出って詰め込みすぎるとダメなんですよね。 シンプルにサラッとしつついかに意味を込めるか。
いや、私ははっちゃけた演出大好きなんですけど。 今日のはちょっとなぁ…うーん。
勧善懲悪も良いんですが、こんな展開で子供は楽しんでるのかなぁ…。
提供絵。 デビル切原はカワイイけど、不二は…キモ。
次回。 「僕を本気で怒らせたね…」と不二。 なんかデジャブったと思ったらあれです、ナメック星での悟空。 スミレちゃんも真の力がどうとか言ってましたし、来週不二が 「あの大仏のように?橘の事か…橘の事かーー!!」 とか言って変身したらどうしよう…何か橘さん来るみたいだし。 どうも今日の放映はドラゴンボールを彷彿とさせるなぁ…。
まあ、フリーザ様と違って滅び行く惑星に放置なんて真似は切原相手には出来ないので、試合後どうするのかなぁ…。 悪役は滅ぼせば終了なんですけど(ヒーローモノは)この場合はそうはいきませんからね。 難しいところです。今日の演出を見る限り…うーん先は暗そう。
2004年03月10日(水) |
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