碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。ヒカ碁。


落差の激しい一時間でしたね(^^;

テニス。

こっちはギャグアニメだし。

そろそろ原作ストックがなくなって展開がタルイ気がしますが、トンデモ演出に今回も大笑いさせてもらいました。

それでいて河村のテニスの対する想いとか、原作より熱くて良いなと思いました。

跡部は何ですか・・催眠術者ですか(爆笑)

このアニメ・・スタッフはよくギャグとスポーツのバランスを抑えていていいと思います。

あー・・これだけ笑った後だけにヒカ碁が辛いですね(^^;



碁。

どうしてもストーリーより初見はホンなり演出なりに目が行く悲しい性(苦笑)

特に先週から監督かわってるだけに余計に、ね・・・。

それはともかく。
初めて観たときはこう、特別に何も思わなかったんですが数日たってなんか心にずーんと気ました。
時々千葉さんの声思い出したりしてちょっと涙ぐんだり・・
ああ、これでお別れなんだなと思うと寂しくて。
原作での別れはまったく寂しいとは思わなかったんですけどね(^^;
佐為が消えたときの感想はもう原作と変わらないので・・省略します(WJ感想の方興味があれば読んで下さると嬉しいです)

何より音声がつくとくるものがありますよね・・。
千葉さん、今回はホントに熱演、名演、よっ大将!
と言いたくなるほど(笑)
素晴らしい演技でした。
ラストのモノローグ・・特に「楽しかった」は最高でした。
最初の「ヒカル!家に帰って私と打ちましょう〜〜私はもうじき消えてしまうんです!」の迫り来るような切々さ。
「ヒカルなんか・・ヒカルなんか・・・」というヒカルへの複雑な感情。
「別れたくなかった・・別れたくなかったのに」辺りのくだり。
もう・・・もう、どうしよう千葉進歩!
佐為というよりは・・私の頭の中で佐為としての千葉さんが走馬燈のように駆けめぐってきて・・(涙)
最初「キモイよ千葉;;」と思ったこと、「なんか今日声が浮いてる(^^;」と思ったこと「あのフレーズは良かったな」なんて思ったこと。
いつの間にか浮いた声はしっかり落ち着き、重さが増してよりピッタリくるようになって・・お芝居も毎週毎週上手くなっていって、ああ、なんていうか言葉が見つかりません。
千葉さん、ありがとう。
あなたが佐為で本当に良かったです。あなた以外の佐為は考えられない。
こんな事を自信を持って書けるのが嬉しい・・。

それと緒方@酔っぱらいも良かったです(笑)
流石藤原啓治さん・・千葉さんと藤原さんが今回光ってました。
下手すると緒方にメイン持っていかれそうな勢いでインパクト大でしたよね(^^;


と、良かった話はその辺にして。
今週の脚本は私の苦手な横手さんと、演出にえんどう新監督。
・・ということで、もう全然期待してなかったので割とすんなり見えました。
佐為が女々しいとか女脚本特有の臭いがするとかえんどう珍演出とかもう・・言いたいことはごまんとありますけど、まあ普通だったので。
これがかみや監督だったらなー西澤監督だったらなー阿部さんだったらなーと思っても意味のないことですしね(苦)
あ、でも脚本で「私がいなくなってオロオロすればいい」ってセリフがカットされてたのは良かったです。
アニメ佐為なら絶対言わない台詞ですしね。
でも・・演出がなー・・・・ハァ、千葉さんに免じてもう何も言うまい。
今週がえんどう監督最高に気合いの入った演出だったのかも・・怖。
まあ、もう後は好きにやってください。
ラブコメでも唇アップでもアイドルネタでも何でも(やさぐれ)
・・・あ、今週・・いや先週から既にその傾向はあったな(^^;
あのクラシックも・・いや、合ってたとは思うんですけど、うーん、全体を通して多分もっと別の方法で上手くやれた人たちが今まで監督だったから(苦笑)

まあ、引き継いだばかりなんで大変は大変ですよね・・(苦笑)
新OP楽しみにしてますよ監督・・・。


さて佐為。
何だか・・長いようで短かった気がします。
今となってはかみやギャグ佐為も懐かしい思い出。
優しくて男前でちょっとカッコつけでちゃめっ気あって・・それで大人なあなたが大好きでした。
何だか・・原作の佐為よりアニメの佐為になら素直に大好きって言えるんですよね(笑)
自分の未来に絶望し、葛藤して悟り・・最後は穏やかにいってくれた。
入水したときはそんなこと考えなかった?
でも・・・「別れたくなかった」って、誰かと別れたくなかったと思ってくれてやっぱり嬉しかったです。
人間だったんだねあなたも(笑)
残す側・残される側両方体験して・・少しは色々分かってくれたかな。
でもアニメの佐為は・・元もと入水しそうな人ではないですけど(^^;

そんな事考えてると涙が止まらなくて・・、原作でも涙が止まらなかったんですが、あの時は素直に受け入れたのに今度は寂しいなんて(苦笑)

ああ・・やっぱり佐為が大好きなんだな。

でも・・・寂しいけど、そうですね・・こういう気分です。

「Go home・・I will see you again. But not yet.・・・・Not yet・・」

すべてを乗り越えたあなたに、私も穏やかな気分にならないと。
「おかえりなさい・・お疲れさま」
と、そうねぎらってあげたい。
今はまだ遠いけど・・・・またヒカル達にもきっと会える。
とりあえず天国で両親と友人と虎次郎にあやまっとけよ佐為・・。

・・・ああしかし、アニメでもやっぱりこれを考えると「スカーレット」がグルグルと頭を回ります(^^;

取りあえず、佐為も千葉さんもお疲れさまでした。
西澤監督、本橋さん・・・この2人がいなかったらアニメ佐為を好きになってたかどうか分からないんですよね・・ありがとう、本当にありがとうございました。


2002年12月06日(金)
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