白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年03月04日(土) マズイ……もう行かない!

夫と結婚してもうすぐ1ヶ月を迎える。

まぁ、それなりに順調…と言っても良いと思う。結婚後は毎日朝夕の食事を作り続けてきた訳だが、自分が自由に出来る台所ってのは、それだけで楽しい。もともと料理を作るのは好きだったのだが、以前にも増して好きになったような気がする。見事に毎日自宅で食事をしていたのだけれど「たまには2人で外食してみようか」とて、結婚後はじめて外で食事をした。

自分で作る自宅の食事が最高だと思っているがプロの作る料理だって大好きだ。美味しいものを食べた時は、ちょっとくらい値段が高くったって「惜しい」とは思わないし、むしろ何度も食べたいと思ってしまうもの。

自宅の最寄駅は全くといって良いほど栄えておらず、寂しいことこの上ないのだけれど、最近新しく海鮮系の居酒屋さんが出来たので偵察がてら食べに行こうということになったのだけど、生憎満員で入れなかった。それなら自宅から徒歩3分ほどの住宅街の中にあるイタリア料理の店へ行こうとて、寒い夜にテクテク歩いて食べに行った。

個人経営らしいお店にお客は誰もいなかった。「ちょっとヤバイかも」と思ったのだが「寒い・ひもじい」の二重苦に負け、その店で食事をすることに。初めて入る店なので、あまり注文し過ぎないように…と注意しつつ牡蠣とベーコンのサラダ。イカ墨のスパゲティ、生ウニのスパゲティ、それにワインを注文。

どれもこれも「ありえねぇ」ってくらいにマズかった。もう行かない。

食べられないってほどじゃないのだけど「こんな良い材料を使って、どうして美味しく出来ないの?」と首を傾げることしきり。大阪人は味にうるさいと言われるけれど、案外そんなことはない。ただ「値段と味」が釣り合っていれば文句は言わないのだ。たとえばサイゼリアだったら、同じ味でも文句は言わなかっただろうけど「この値段を出してこの味」と思うと、腹立たしくて仕方がなかった。

店を出た瞬間、夫と2人で罵倒大会。食事は最悪だっだけれど、ある意味……ものすごく盛り上がってしまった。初めての外食と意気込んでいたのでガッカリしたけれど結果的には思い出深い1日と言えなくもなく。

ちなみに本日のメニューは鯖の味噌煮。キンピラ牛蒡。焼き厚揚げのネギ乗せ。キャベツと薄揚げのお味噌汁……と至って日本的食卓。そろそろお腹が空いてきたな……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年03月04日(金) 渚のアデリーヌ
2004年03月04日(木) 封印。
2002年03月04日(月) 友人ではなく同志なのです。

白蓮 |MAILHP