白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2003年06月03日(火) コスプレ・キティ

先日の社員旅行で、非常に気になったことを1つばかり。

社員旅行での交通手段はバス・オンリーだった。
大阪から、西伊豆まで、うんざりするほど長い距離をひた走るのは
お尻は痛くなるし、寝たら寝たで首は痛いしでウンザリだったのだが
高速道路を長距離にわたって走るのは久しぶりだったので
私にとっては、ちょっぴり刺激的な道行きだった。

そんな訳なので休憩でインターに立ち寄った際は
トイレに行こうが、行くまいが、かならず降りて探検して回った。
ちょっと高速道路を利用しない間に、各インターは小奇麗に様変わりしていた。
トイレは綺麗だし、御土産は充実しているし、食べ物は豊富だし。
「時代の流れは早いなぁ」などと、婆様のようなことを呟いたものなのだが
何よりも私を驚かしめたのは、どこのインターへ行っても
かなりの売り場面積を占拠する「コスプレ・キティ」の軍勢だった。

地域限定とかで「ご当地の名物」の格好をしたキティがいるのは知っていた。
私の住んでいる大阪には「くいだおれキティ」がいるはずだ。
各都道府県に1匹の割合でコスプレ・キティがいるのかと思っていたのだが
どうやら1匹どころの騒ぎでは、なさそうなのだ。
私が確認しただけでも7種類のコスプレ・キティがいた。
伊勢海老、しゃちほこ、わさび、赤富士、青富士、伊豆の踊り子、桜海老……
私はキティというキャラクターを好きでも嫌いでもないのだが
これほどまでに、どこに行っても存在するとなると
かえって「地域限定感」や「ご当地感」が薄れてしまうような気がする。
ファンでない人間には、おおよそ計り知れぬのだが
全国のキティラー達にとっては、ヨダレもののアイテムなのだろうなぁ。

いつの間に一族を増やしていたんだ? >コスプレ・キティ

どこのインターに降りても待ち構えているコスプレ・キティは
ちょっとストーカーじみているような気がした。
もはや、呪いのようにつきまとってくると表現したいくらいの執拗さである。
取り立てて好きでも、嫌いでもないキャラクターなので
「ど〜でもいいや」と言ってしまえば、そうなのだけれども
なんだか落ち着かないものを感じたのも事実である。
個性がない……って言うのかなぁ。なんか、そんな感じ。

コスプレ・キティに個人的な恨みがある訳ぢゃないんだが。

高速道路で気になっていたことを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年06月03日(月) 正論が常に正しい訳ではないでしょう。

白蓮 |MAILHP