白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年02月02日(日) 里心。

日曜日と言えば『サザエさん』だの『ちびまるこちゃん』だのを観ながら
「明日は仕事に行かなくちゃ」なんて
切ない思いに駆られたりする日だと思うが
私は『劇的 ビフォーアフター』を観て、切なさを噛み締めていた。
正しくは里心に苛まれてしまった……と言うべきだろうか。

今の仕事は、前職とはまったく畑違いの業界なのだけれども
1ヶ月も働けば愛着だって沸いてくるし、職場のに人間とも親しくなるし
「こんな風に仕事をしてとゆきたい」なんてスタンスも出来てくるしで
それなりに文句のない環境にいるのだし、それよりなにより
「物作りの現場」にいる興奮とか、感動は前職場と変わらないのだが
現在は「いまいち生活に密着しなんもの」を作っているのに大して
それまでは「その末端には家族がいる」という住宅業界にいただけに
『劇的 ビフォーアフター』なんか観ると、心が熱くなってしまうのだ。

言っちゃぁ、なんだが『劇的 ビフォーアフター』を観て
「こんな金額でリフォームが出来るのね」なんて思われるのは困っちゃう。
あれは、あくまでTVの企画番組なので

現実的に、あの金額で、あの仕事はありえない。
実際問題として、あの番組で得たリフォーム意識でもって
仕事を依頼されて、困っている業者さんは多いんぢゃないかなぁ
……とか、思ったりもする。

だけど、あの番組を観て「あれスゴイ」とか
「ありゃヒドイ」と思う気持ちは
住宅関係者だったら、多少なりとも思ってしまうだろう
……ってことで、私自身、部外者になった今でも
ちょっと里心んがくすぐられてしまうほどに
懐かしくて叫び出したいような気持ちに揺すぶられてしまった。
仕事的なことも、そうなんだけれども
「みんな元気でやってるのかなぁ」みたいな気持ちとか
なんち〜か、里心がついてしまったと言うか……

だけど私の働く場所は、いま働いている会社なんだから……
などと自分に言い聞かせるんである。
今の会社が好きって気持ちも嘘じゃないけど里心を感じるのも
これまた嘘ぢゃない訳で。
とりあえず、明日から、また1週間がスタートするし……ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2002年02月02日(土) 銀河を駆け抜けた旅人達に……

白蓮 |MAILHP