白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年08月12日(月) もしも肉親でなかったら。

14日は、叔母夫妻が、お盆のお参りに来てくれるらしい。
そんな訳で、この三連休の中日は
家族サービス・デイってことに決定してしまった。
もっとも、14日は叔母夫妻が来なかったとしても
お坊様のお参りがあるので家にいなければならないのだが。

叔母は、乙女な母より5歳上の実姉で、隣の市で暮らしている。
乙女な母と、叔母とは
叔母・乙女な母・叔父という兄弟構成なので2人きりの姉妹なのだが
叔母と、乙女な母は、あまり仲良しという感じではなさそうだ。
仲が悪いという訳ではないのだが、気が合わないのだと思われる。
叔母はPTA会長……って雰囲気のある、よく出来た人で
妻としても、母としても完璧に業務をこなすせいか
圧迫感があるというか、一緒にいて疲れる人で
私も、ちょっとだけ苦手だったりする。

乙女な母は実の姉のことを、こんな風に言う。
「姉妹だから、一緒にいられるけれど友達にはならないタイプ」
たしかに私が2人を見ていても、なるほど肯けるところがある。
姉妹でなければ、親しくすることなんて、なかったんぢゃないかと……
たいして気が合わなくても、それなりにやっていけるのは
「肉親」だからこそ……ってところが大きいのだろう。

乙女な母の「姉は友達にならないタイプ」という発言を受けて
私も、ちょっと主張してみた。
「私と母も、友達にはならないだろうと思う」と。
実際、私と母とでは趣味も合わなければ、興味の対象もまったく違う。
もちろん、母としては尊敬していたり、好きだったりするのだが
それこそ、同じクラスにいても仲良くならないタイプだと思うのだ。
乙女な母は、面白そうに肯いた後で、キッパリと言った。

「母は、きっと白蓮とは仲良しになってると思う」と。

乙女な母曰く、私は「寄ってくる人」を振り払うことの出来ないタイプらしい。
で……乙女な母は、そ〜ゆ〜タイプの人を見抜くのが上手いから
私のようなタイプの人がいたら寄っていくから大丈夫
などと妙に自身満々だった。
乙女な母は世話好きのくせに、肝心なところで人を頼ることろがある。
私は決して世話好きぢゃない。世話好きぢゃないんだが………

流石は母親。娘をよく観察していると思う。
だがしかし、私としては微妙に嬉しくない感じがする。
嬉しくないが、これもまた事実だし、ドンと受け止めていこう。
おぉ。ド〜ンとな。かかって来やがれ。ヘイ・カモン!
……とは言いたくないのだが、気にしないことにしよう。

明日はお盆のお供だのを買いにゆかねばならないので
早く寝たいところなのだが、流星群も捨て難いような。
まずは、お風呂にでも入ってゆっくり考えるということで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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