白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年04月14日(日) 隠居生活

私には将来の夢を共にする仲間がいる。
それは、夢というより、むしろ目標であり、希望だったりする。
遠い未来、私と仲間は「素敵なご隠居」になるのだ。

ご隠居……なんと風雅で、洒落た響きなんだろう。
自分の人生において「なすべきつとめ」をツツガナク終え
ゆるゆると、お迎えがくる日を待ちながら
自らが欲することだけをして暮らしてゆくのだ。
もちろん、お金目当ての労働なんてしない。

ご隠居こそ、趣味人の究極系ではなかろうか?

日本で1番有名なご隠居というと水戸の黄門様だろうか。
2番手は『サザエさん』家の裏の「おじいちゃん」「おばあちゃん」あたり。
3番手は『ちびまる子ちゃん』家の友蔵じいさん……
タイプこそ違えど、それぞれ素晴らしいご隠居っぷりで
ご隠居ファンとしては、憧れずにはいられない存在だ。

ふらふら旅に出掛けたり、盆栽をいぢったり、一句ひねったり。
色気にうつつを抜かしてみるもよし
いぢわるじいさん、いぢわるばあさんを目指してみるもよし
ご隠居という言葉にはも限りない可能性と、夢を内包しているように思う。

うひょひょひょひょ。将来の夢はご隠居♪

……って、これまでに建ててきた将来計画とそぐわなくなってくる。
出家はどうしようか? ジャム工房の経営は?
私のすべての願望をパーフェクトに叶えるとなると
こんな感じかも知れない。↓

60歳で隠居の身となり、しばらく優雅な隠居生活を楽しむ。
趣味のジャム作りがこうじて、ジャムおじさんのパン工場横に
ジャム工房を作り、パンだの、丼だの、動物だのに囲まれて
毎日、ジャムを作って楽しく暮らすのだが
ある日、ふと思い立ち、出家を断行。放浪の尼僧となり全国行脚の旅へ。

なにやら、途方もなく落ち着かない老後だ。
とてもぢゃないが、立派な年寄りの姿とは言い難い。
もっとも、未来のご隠居生活を心配するよりも
目の前のことを心配した方が建設的というものなのだが。

それにしても60歳を、ご隠居元年とするならば
今まで生きてきた倍の年数を生きなければならないのだから
そうとう気の長〜い計画である。

つらつらと夢の「ご隠居生活」について語ってみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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