白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年03月24日(日) 悪意のある「笑い」や「好奇心」は人を貶めると。

書こうかな…どうしようかな…と思ったりしたけど
やっぱり書いちゃお〜っと。今日も何やらウザいネタ。
……って言うか、やっぱり書かずにはいられなかった…って感じ。

関西人だから……って訳ぢゃないと思うのですが
私は「お笑い」が好きです。
青空のように毒の無い「笑い」も好きですが
キツイ系と言うか、毒のある「笑い」も、これまた好きだったります。
イイ趣味だとは思いませんが「人を貶める系のネタ」で笑ってしまうのは
人間の本能と言うか、業と言うか、そんな感じのモノだと思うのです。
ビートたけしにしても、ダウンタンウにしても
「貶め系のネタ」って多いですしね。

身体はって笑いを取ったり、自分を貶めて笑いを取るのは
「いいこと」とか「悪いこと」とかは抜きにして「笑い」の基本型だと思います。
だからこそ、芸人と呼ばれる人を尊敬するし、憧れたりする。
広い意味で言うならば
自分の失敗を披露したりするのも「笑い」を取る手段ですし。
↑私自身は「芸人志望」なので、よく使う手段だったりすます(笑)

ですが……

「人を貶める系の笑い」が笑いとして成立するのは
その人がプロの芸人さんだったり(それでも痛いなぁ…って時はありますが)
その人が自ら望んでいる場合だけだと思うのです。
そうでない場合において「人を貶める系の笑い」を使うってのは
キッパリ、ハッキリ嫌いですし、憎悪さえ覚えます。

「悪い意味での笑い」や「悪い意味での好奇心」は認めます。
……って言うか、私自身、そっち系の好奇心は旺盛です。
正直なところ、多いにある……って言っても良いくらいです。

だからって、それを公にしたり、サラシモノにして良いかというと
それは、また別の問題だと思うのですよ。
まだ発展途上の若い人が、そ〜ゆ〜行動に出るのは
ある種の通過儀礼的な物として受け止められるのですが
ある程度、痛い思いや辛い思いを体験した大人が
偉そうに説教したり、悩んだフリをしたりしている大人が
平気で、かつ無神経に、楽しげに
「人を貶める系の笑い」に興じているのを目にするとキレちまうんです。

人間ですから、感情や思考の行き違い…ってのがあるのは理解できます。
ですが意識的に「人を貶める行為」をするのは別問題だと思うのです。
自分には受け入れられない思考や、感覚があったり
追求しちゃ駄目だって分かっているのに好奇心が押えられなかったり
……そんな気持ちって分からなくはないのですが……

それって、人間として、どうよ?

たとえるなら……「いじめ」があった後の学級会で使われがちな
「私達に悪気はなかったんですが
 そんな風に思われたって事は結果的には悪かったのかも知れません」
のような言い逃れにしか思えないんです。私には。
人の個性や主張を認める器量のない人間は
自分の個性や主張をも汚しているんぢゃないかと思ったりします。

「悪い意味での笑い」や「悪い意味での好奇心」ってのも
決して醜いものだとは思っていないのですが
それを曝け出したり、他者への攻撃へ向るのは最低だと思います。
ましてや、それを笑いのネタ、話のネタにするなんて
人間として、下の下だと思います。
……って言うか、感情とか、感覚とか、思考とか、あるのかさえ疑問です。

「悪意はないんです」
なんて言い訳は立派な悪意だと思うのです。

今日は屁理屈言いまくりですが、でも言いたかったのですよ。
楽しく生きる手段なら、基本的には、何をやってもOKだと思ってますが
あくまでも、それは基本的には……って、お話な訳で。
基本が分かってない人って多いような気がします。

あんた、いったい、なに様なのさ?

言いたいことを「ちょっとだけ」書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。

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今日の日記は『エンピツ日記』で親しくなったり
その他、私が親しく関わる方を揶揄するものではありません。
ちょっと、そんな場面を目の当たりにして(ネットかリアルかは内緒)
個人的に怒り、そして日記に書いてみただけに過ぎません。
あくまでも私個人の覚え書って事で悪しからず。


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