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2006年03月30日(木)[語る語る

4つ下の友達(♀)と、DVDを見つつまったりする夜。
彼女が訥々と、将来への悩みについて話し始めました。

Collegeを卒業し、Univesityへのトランスファーを考えている彼女。
でも彼女は、親の金をさんざん使ってここまで来たことに罪悪感を感じている。
バイトで稼げるお金はたかが知れているし、
でも今就職しても短大出と4大出の給料はきっとすごく違うと思っている。
なのですが、Universityに行って勉強したいこともない。
ということで、すごく迷っているようなんですよね。

で、話を聞いていくうちに、
「すごく身勝手なんだろうけどね、苦労したくないの!」
という彼女。
やりたいことはある。でもそこまでの苦労はしたくない。
その瞬間、昔の記憶がよみがえりました。

私も、彼女と同じ年の頃、同じこと思ってた。(爆)

やりたいことはいっぱいあった。
でもそこに行き着くまでの苦労をどうしてもしたくなかった。

うわー、おんなじだ。(笑)

で、私はそれをどうやって克服したかと言えば、
何かの本で読んだフレーズがあったのですよね。

「自分のたどり着きたい場所に、最短距離で行くより、
寄り道をしてからたどり着いた方が、人生はずっと楽しい。」

要は、過程を楽しもうってことかな、と私は解釈したのです。
なりたいものにすぐなれるわけではないし、現実的に見て。
だったらなりたいものになれるまでも楽しんじゃえと、こう思ったわけです。
私がそんなふうに考えられるのは、多分私にやりたいことが
いっぱいあるからなのかな、とも思ったり。
英語も好きだし、映画も、写真も、考古学も、古生物学(恐竜)も好きで、
勉強してイイって言われたら一生勉強してるだろうな、という勉強バカなので。
そんな私なので、その4つ下の彼女の状況(Universityに行ける)はすごく
うらやましいんですが、やりたいことがなかったら大学はつらいだろうな、
とも思いますね。

しかし勉強したいことがないって言うこともネックなんですが
彼女の場合すごく気になっているのが、お金。
UniversityはCollegeの何倍も高いのですよね…。
そこんとこだけは私の拙いアドバイスでもどうにもならず、
その夜はさんざん語り合って別れました。

しかし行ける状況であるんだからUniversityには行って、
それから将来を考えてもいいと思うんですよね。
やっぱり時間が経てば考えが変わるってこともあると思うし。
お金が気になるんなら、そのあと返せばいいし。

アメリカに来てからより、来る前の方がお金がかかってるんだから
もうここまで来たら自立するまでつべこべ言うな、というのが
P氏のお言葉でした。


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