榊から三上奪還してから数週間後の渋沢と中西。 まったりとお茶してます。 (奪還後ってなんやねんと疑問に思った方は笛コーナーのFSSネタを参照。 でも長いから読むの飽きるかも←無責任)
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「バッカじゃないの」 「その言い方はないだろう。中西」 疲れた顔で言い返す言葉にも力がない。 「バカとしか言いようがないでしょ。せっかく戻ってきたのに 食事も取らずろくに怪我の手当てもさせず挙句の果てにほとんど寝てないって?これがバカ以外のなんだっていうの」 「否定できないからやめてくれ中西…」 「渋沢も渋沢だよね。三上を連れ戻したのは何の為? いつまでも宮廷騎士たるものが引きこもり状態でいいと思ってんのっ?」 「…えらくご機嫌ナナメだなあ」 「ア・タ・リ・マ・エでしょーが!いい加減手当てさせろコノヤロー!!」 ついにキレてがしゃーんとテーブルの上のものをひっくり返す中西を見つつ 治したがりだからなあコイツ…とため息をつく渋沢。
しかし三上の引きこもりぶりには渋沢もほとほと困っております。 まるで自分を痛めつけるかのような態度は感心できたものではありません。 もひとつため息をつく渋沢。 「・・・・笠井以外、誰の言葉も聞いてくれないんだ」 「渋沢お前三上の恋人じゃなかったの?なにファティマに負けてんの」 フンと馬鹿にしたように鼻から息を吐く中西。 「…笠井は俺よりも三上と長い付き合いだぞ」 「それを言うなら俺は笠井よりも三上と長い付き合いなんですけどね〜」 イヤミかそれは、と眉間にしわを寄せる。 「…まあ確かにこれ以上放っておくのは得策じゃないな」 「さっさと三上を医務室に引っ張ってきてよね」 「難しい注文だなあ」 「三上が引きこもっちゃうのも分からなくはないんだけどさあ」 あの榊っていうおっさんに散々好きにされたみたいだし? 「……俺は気にしてない」 「そーゆーことじゃないでしょ。渋沢が気にしようが気にしまいが三上にはどーでもいいことだと思うけど。三上は自分で自分が許せないだけ」 「どーでもいいってのは傷つくな」 「だって事実だもーん」 だからさあ。ここでいっちょ三上を浮上させて株を上げなさいって。 ぽん、と渋沢の肩を叩いて「ほんじゃ、ヨロシク〜」と去っていく中西の背中を見つめながら 「ヨロシクされても困る…」と呟く渋沢。
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