金色の夢を、ずっと見てる

2008年12月05日(金) 課長のバカ!!

愚痴です。長いうえにわかりにくい話だと思うので、お暇な方だけお付き合いください。




先月から、ちょいと臨時の仕事を頼まれてまして。簡単に言うと、『一覧表に載ってる番号と専門地図の番号を照らし合わせてチェックして、その専門地図の番号とゼンリン地図に書き込まれた番号をまた照らし合わせてチェックする』という仕事。しかしこれがかなり面倒くさい。

だってまず、量が多い。しかも、最初の一覧表を準備するために、別の一覧表から番号を拾い上げて、その番号に添って一覧表をコピーしなきゃいけないの。そしてコピーした一覧表に記載された専門地図のページを拾い出してコピーして、ここでやっと番号のチェックができる。しかもその専門地図とゼンリン地図のページ数はリンクしてない。つまり、専門地図のどのページとゼンリン地図のどのページが一致してるのかは自分でめくって探し出すしかないのです。


つまり正確に言うと
・該当地域が書かれた一覧表Aをもらう
・その一覧表Aに記載された地域番号を整理する
・一覧表Bから、その整理した地域番号に該当する部分だけコピーする
・一覧表Bに記載されたページ番号を元に、専門地図をコピーする
・一覧表Bと専門地図に書き込まれた番号を照らし合わせてチェック
・専門地図に該当するゼンリン地図のページを探し出してコピー
・専門地図とゼンリン地図に書き込まれた番号を照らし合わせてチェック
・チェックが済んだゼンリン地図は、専門地図のナンバーごとに1枚になるように貼り合わせる



……ほら、もう聞いてるだけで面倒くさいでしょ?しかも、この“地域番号”が170件ぐらいあって、その1件ごとに専門地図が少なければ1〜2ページ、多ければ100ページ以上、さらに専門地図各1ページ分にゼンリン地図が2ページぐらい必要なのです。


ちなみに、一覧表Bに載ってるのは『書類上、あるはずの番号』、専門地図に載ってるのは『会社が把握してる番号』、ゼンリン地図に書き込まれてるのは『前回のチェック時に現地に実在した番号』。つまり、公的な書類上で存在してる物を会社が把握してるか、そしてそれは実際にある物と一致してるか(なくなってたり、または知らない間に増えてたりしないか)を確認する作業なんですね。

で、私がチェックした専門地図とゼンリン地図を持って、現場作業の人が現地に行って地図が正しいかどうかを確認してくる、と。


これ、担当部署のT課長(私にとっては普段は関わりのない部署の人。つまり直属の上司ではない)に、最初に
「処理しなきゃいけない地域の一覧表をください」
ってお願いしたんですね。その一覧表に記載された番号を書き出して、その番号にしたがって別の一覧表をコピーして…っていうやり方はさっきも書いた通り。

現地調査担当の人が今月初旬から来るという事で、持って行けるようにそれまでに多少なりともやっておかなきゃ…ってわけで、私は先月から合間を見てはその作業を地味に進めてたんです。もともと月末は経理関係の処理で忙しいし、さらに先月は年末調整の書類の取りまとめもあったから、結構大変だったんですよ。



で、だ。


今日、その現地調査員の人がやってきて、N課長(この人は私と同じ部署の上司で、T課長に頼まれてこの作業に加わってる人)が作業の手順を説明するために私が作った地図を持って行って・・・しばらくして、戻ってきました。

「咲良さん、これ○○町の地図なんだけど…」
「はい。それが何か?」
「私、△○町の分を頼んでなかったですか?」
「へ?………いえ、私はT課長から渡された一覧表の分を上から順に手をつけたんですけど」



賢明な皆様はこの辺りでもうお気づきでしょう。




えぇ、つまり私がT課長から最初にもらった一覧表が間違ってたんです。




間違ってたというか、厳密には『該当以外の町が紛れてた』という方が正しいですね。本来やらなきゃいけない△○町だけじゃなくて、○○町がリストに紛れてたんですよ。そしてよりに寄って私はその違う町の分から手を付けてしまっていたのです。


もうね、泣きましたよ、マジで。仕事の事で職場で泣いたのなんて、入社した年以来です。


先月からずっとやって作業が全部無駄!大量にコピーして準備した一覧表も専門地図もゼンリン地図も全部無駄!

「私、T課長に“やらなきゃいけない地域の一覧表をください”って言ったはずなんですが!?」
と思わず叫ぶと、N課長も、たまたま居合わせた別の現地調査員の人も
「これは……T課長が悪いね。土地勘のない咲良さんにこういう作業を頼むのなら、最初の指示を確実にしとかないといけないのに」
と呆然。

土地勘のある人なら、その一覧表に書かれた細かい地名で判るらしいんです。そこが○○町なのか△○町なのか。でも私にとってほとんど馴染みのない町なの。だからこそ、そこに書かれたローカルな地名だけではそこが△○町なのかどうかが判らないから、
「やるべき地域の一覧表をください」
と頼んだはずなのに。その一覧表が間違ってたらどうしようもないわい。


結局、担当の現地調査員さんが自分で最初からその作業をやる事になりました。っつーか、本当はその作業から本人がやる事なんですよ。他の調査員さんはみんな自分でしてるの。でもその人だけは、この作業に加わるのが初めてだし、来れるようになったらすぐに現地調査に入ってもらった方が早く終わらせられるから…という理由で、事前準備を先にやっておいてあげてくれと頼まれたのが私だったわけで。

最初から
「これ、私の仕事かな〜」
となんか腑に落ちないと思いつつ、他の調査員さんには
「え、咲良さんがやってあげてるの?ずるいな〜。そこが一番大変な作業なのに」
と言われつつ、それでもまぁお仕事だと思えばこそ黙ってやってたのに・・・・・・


人の半月分の労力を、丸ごと無駄にしやがってぇぇぇ〜〜〜〜!!!!!



ショックのあまり
「もうイヤです!もうやりません!」
と叫んでしまいました。しかしそれに対しても、N課長も別の調査員さんも
「うんうん、もうこれは断っていいよ。もともと本人がやるべき事なんだし」
と同情的。本人である調査員さんも
「なんかすみません、私の仕事のせいで…」
と申し訳なさそうにされちゃって、いやそれはあなたのせいではないんですよと思わずフォローしてみたり。


このT課長は普段から仕事を周囲に丸投げするんで評判悪いんですよね。今回、事前チェックを頼まれただけでも『うわ〜』と思ってたのに、まさかこんなカタチで被害に遭おうとは。

まぁ『もうイヤです』とは言ったものの、多分今後も何かを手伝ってあげる事にはなると思うんですけどね。なんかもう今日はこれだけで帰りたくなるぐらいのダメージでした。あーあ。


 < 過去  INDEX  未来 >


咲良 [MAIL]

My追加