昨日から、どこのニュースでも哲ちゃんの事を取り上げてます。
本当に罪を犯したのならそれはもう仕方ないんだよね。本人も認めてて 「お詫びしたい」 「弁償したい」 って言ってるらしいので、それはきちんと償ってくれたらいいなと思います。
でも、ニュースやワイドショーで、知ったような顔してもっともらしい事を言ってる評論家やらコメンテーターやら関係者やらに、イラッとします(苦笑)
そりゃー直接の知り合いじゃないんだから、 「そんな事する人じゃないと思ってた」 という意見に 「彼の全部を知ってるわけじゃないでしょう」 って言われちゃうのは仕方ないんだけど、じゃぁそう言うお前はどれだけ知ってるんだって話ですよ。
そりゃぁね、マスコミに出てる哲ちゃんなんて、小室哲哉という人物のほんの一部だと思いますよ。メディアに出る時に口先だけかっこつける事は簡単です。でも、雑誌のインタビューやブログを読んだり、ライブに直接足を運んで生の声を聞いたり、作品を聴いたり、20年もそうやって彼らを見つめ続けていれば、かっこつけてるだけなのか本当にいい人なのかぐらいわかりそうなものじゃないですか?
『時代の寵児』だのなんだの持ち上げられてるプロデューサーとしての哲ちゃんしか知らない、哲ちゃんの曲もろくに聞いた事もなければカラオケで歌った事なんてもっとない、雑誌やメディアで哲ちゃんが話してた事をすべて聞いたわけでもない、そんな人達がどれだけ哲ちゃんの事をわかってて言ってるんだ、と。 私達が哲ちゃんの事を 「そんな事をする人とは思えないんだけどなー」 と思うのは、積み重ねてきた時間があっての事。メディアに露出してるのが『小室哲哉』のほんの一部だというなら、その“一部”ですら余さず見てきたつもりの私達と、その“一部”のさらに一部しか見てないしたり顔の評論家やコメンテーターや、彼の才能と地位とお金を利用したくて近付いてきたほんの数年の付き合いのビジネスマン、誰が哲ちゃんの事をより知ってるだろう?
木根さんのコメントにもあったように、哲ちゃんの作品に勇気づけられたり励まされた人が大勢いる事も事実。私だって、TMに出会ってなければ今の私はないと断言できる。もしかしたら生きてなかったかもしれないもん。罪は犯しても、そんな素晴らしい作品を作れた人なんだって事も事実なんだよ。
笑っちゃったのは、カラオケでインタビューしてた映像ですね。昨日の朝のニュースではまだ比較的哲ちゃんに対して好意的で、インタビューの内容も 「カラオケに行けば今でも小室さんの曲は1曲は歌いますね〜」 とか 「globeは全部歌えるし〜、レパートリーにも多いです〜」 とか、哲ちゃんの影響力や功績を印象付けるような映像ばっかり流してたのに、今日になったら 「最近はもう思い出す事もないですね」 だの 「もうあんまり歌わないですねー」 とか、今度は『小室哲哉は落ちぶれてる、時代遅れ』と感じさせるようなインタビューを流してそれを強調する。マスコミの情報操作って簡単なんだな。
極貧生活でお弁当やピザばっかり食べてたなんて記事も見たけど、あれを書いた人は弁当やピザを買った事がないのか?毎食買った物で済ませるって事がどれほど割高で不経済な事か知らないんだろうか。本当に貧乏だったら、自炊した方が圧倒的に節約できるのに。それに、哲ちゃんのジャンクフード好きは昔からだし。偏食が激しい人だから、TMの打ち上げはファミレスが一番確実なんて言ってた事もあるぐらいなのに。
それにね〜……
犯罪行為に関してこういう事を言っていいのかわからないけど、やり口が単純すぎるんだよね。もっと正直に言うなら、やり方がバカっぽい。
著作権を譲渡すると言ってお金を払わせて、それで実際には譲渡できなかったらどうなるか。考えればすぐにわかる事じゃないか?哲ちゃんがそんな詰めの甘い事をするほどバカだとは思えないんだけど…。なんかそう考えると、本当に哲ちゃんが主犯格なのかなって気にもなってくるんだよな〜。
何か、もっと私達の知らないところで何かが起こってて、哲ちゃんもそれに巻き込まれたって形なんじゃないのかな〜…とも思います。まぁ哲ちゃんに悪人であって欲しくないと願うファンの妄想と言われればそれまでですが。
最初っからお金を騙し取る気満々でやったわけじゃないんじゃないかって気がします。本当に最初から悪意を持って騙しにかかってたのなら、そんな簡単に罪を認めたり反省の言葉を口にしたりしないよね?
KEIKOちゃんと逮捕前に離婚してたそうですが、借金や逮捕の件でKEIKOちゃんやその実家に迷惑をかけないための決断だったと聞いてホッとしています。もしこれで単に哲ちゃんがイヤになっての離婚だったら、あまりに哲ちゃんがかわいそう。3回も結婚してるのに、結局本当の意味で生涯をともに出来る伴侶には出会えてなかったのかと思うと、哲ちゃんの人生が本当に寂しいもののように思えてしまうじゃないですか。
ミュージシャン、クリエイターとしては一流だったけど、経営とかお金の使い方に関してはそうじゃなかった、って事だと思います。だからこそ、ちゃんと罪をつぐなったら、初心に帰ってシンプルに1ミュージシャンとして頑張って欲しいなって思います。
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