| 2008年07月19日(土) |
火災ですか?救急ですか? |
生まれて初めて119番しました。咲良です。
あ、自分が事故したとかじゃありませんので、ご心配なく(^^;
端的にいうと、事故直後の現場に居合わせてしまいまして。まぁ要するに通りすがりだったんですが。
時刻はちょうどお昼前。私はエステに行こうとしておりました。あと5分ほどで着く…という所で、前方の路上、ちょうど中央線の辺りに何やら黒っぽい物が……動物?いや違う、あれは人だ!
慌てて5mほど手前で車を停めました。ほぼ同じタイミングで、対向車線に停まっていた車から中年の女性が降りてきて、ひどくうろたえながら路上に倒れてる女性に声をかけるところでした。どうやら、この中年女性の車と倒れてる女性のバイク(原付)が衝突したようです。
これは……素通りしちゃいけない場面よね?
と一瞬アホな事を考えましたが(苦笑)すぐに私も降りて近づいていき 「大丈夫ですか?」 と声をかけてみました。倒れてる女性は、大怪我をしてる様子はないものの自力で起きる事は出来なさそうです。 「急に(バイクが)飛び出してきて、間に合わなかったのよ〜!」 となぜか私に言い訳する中年女性に 「救急車呼びましょうか?」 と確認を取って119番しました。
「火災ですか?救急ですか?」
こう聞かれると知識として知ってはいましたが、実際に言われると 「わー本当だーテレビで見た通りだー…」 と一瞬妙な感動をしてしまいます。そんな場合じゃないっつーの。
私が119番してる間に、衝突音を聞いたらしい近所の人が出てきて 「とりあえず、ここ(道の)真ん中だから、歩道に運びましょう。陰に寝せてあげないと」 と、2人がかりで倒れてる女性を運んでくれました。歩道の木陰に横たえて、 「聞こえる?今、救急車呼んでくれてるからね?」 と声をかけています。
車と原付の衝突らしいという事。呼びかけには答えてるので意識はあるようだという事。倒れてるのは20代ぐらいの女性である事。見てすぐわかる怪我は擦り傷が数ヶ所で、少なくともパッと見た限りでは骨折などの大きな怪我はないようだという事。ヘルメットはかぶった状態だという事。
必要と思われる事をそれなりに冷静に伝えられたと思いますが、最初に場所を聞かれた時に、実家のすぐ近くでとても良く知ってる場所だったにもかかわらず 「え、ここどこだっけ?」 と考えてしまった辺り、私も多少動揺してたようです(苦笑)
最後に私の名前と携帯の番号を聞かれ、 「もう救急車がそちらに向けて出発してますから。着いたら誘導してあげてくださいね」 と言われて通話終了。しばらくして救急車が来ました。長く感じましたが、実際に待ったのは5分程度だったと思います。
救急隊の人が女性の怪我の状態を見たりしてる間に、別の人にいくつか聞かれたりしたんですが、なんせ私、事故の瞬間は見てないんですよ。直後にそこを通りがかっただけなので。なのであまりお役には立てず…(--; とりあえず、バイクからその女性の荷物を出してあげて救急隊の人に渡しておきました。
救急車が去るのとほぼ入れ替わりで、警察の事故処理車が到着。今度はお巡りさんに同じような事を聞かれて答え、念のために免許証から名前と住所を控えられて電話番号を聞かれ 「もしかしたら、また何か聞きたい事が出てきたらお電話します。あ、でも何もなかったらかかってきませんので、心配しなくていいですよ」 と言われておしまい。お役に立てずすみません…。
ちなみに、エステには遅刻して行きました。警察の人が来る前に電話して夕方に変更してもらったのですが、思ったより早く解放されたので 「すみません、やっぱり今から行ってもいいですか?」 と電話して(笑)20分遅れで到着。なんせ初めてだし、やっぱりそれなりに緊迫したので長く感じましたが、私が119番してから解放されるまでほんの30分ぐらいだったんですね。
3時間ほど経ってから、運転してた中年女性の方が電話をくれました(去り際に連絡先を聞かれて教えてたのです)。あの後すぐに彼女も病院に行ったそうなんですが、着いた時にはもうバイクの女の子のお母さんも見えてて、しばらくしたら本人も出てきたそうです。打撲と擦り傷程度で済んだらしく、お母さんと一緒に自分で歩いて帰れてました…との事。あぁ、それは良かった。いくら見た感じで大怪我がなかったと言っても、素人目には判らないだけで内臓とかやっちゃってる可能性もあったわけですから。軽く済んで何よりです。
しかし、エステに行く時って先に用事がある時はともかく、そうじゃない時はスッピン(日焼け止めと、塗ってても化粧下地まで)なんです。だって最初にクレンジングで落とされちゃうからさ。なのに今日に限って珍しくちゃんと化粧してたんですよ。
……よかった、お巡りさんや救急の人と話す時にスッピンじゃなくて(苦笑)やっぱりちょっとでも外に出る時は油断しちゃダメだって事ですね。
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