金色の夢を、ずっと見てる

2008年05月05日(月) 今ぐらいの季節がちょうどいい。

今日は、旦那の友達家族を招いてのバーベキューです。


今日のお客様は4組。次郎君の幼馴染の上津さんちと伝二さんち、高校の同級生の坂田さんち、次郎君の遠い親戚に当たる上田さんち。我が家も含めて、大人10人子供7人という大人数になりました。ちなみに男性陣は全員すでに友達(実は1年違いだったりもするが、基本的に全員同じ高校だったらしい)。私は1組だけ、上田さんちは初対面でしたが、あと3組は会った事ある人達だったのでわりと気楽でしたよ。

幼児が多かったせいもあって、最初のうちは女性陣はほとんど家の中。誰かが焼けた肉を持ってきてくれたり取りに行ったりしながら、それなりに楽しくおしゃべりしてました。

女性陣の年齢層は20〜40歳と幅広い。上津さんの奥さん・ユキちゃんが先月ハタチになったばかりでその次が私、一番上は今日が初対面の上田さんの奥さんで40歳。でも、その中で多分一番苦労してるのは、一番若いユキちゃんなんじゃないかと。なんたって20年上の農家の長男と出来ちゃった婚で最初から同居ですからね。こう言っちゃなんですが、彼女以上に厳しい条件で結婚した人を私は知らない。

義両親と同居してるのもその中ではユキちゃんだけだったので、他の奥様方(笑)も興味津々・・・もとい、心配だったようです。先月お邪魔した時に、親子喧嘩になった上津さんとお父さんをユキちゃんに任せて帰ってきちゃったので気になってたのですが、私達が帰った後も大変だったそうです。

一向にケンカは治まらず、ついには上津さんが
「じゃぁもう俺達は出て行って別々に暮らす!」
なんて言ってユキちゃんは密かにガッツポーズをしたそうですが(苦笑)
「大丈夫。明日になって酔いが冷めたら上津くんは忘れてるから」
という次郎君の予想通り、翌日になったら上津さんはさっぱり覚えてなかったそうで。

しかも、忘れてる上津さんだけじゃなく、ご両親までもが何もなかったかのように普通で
「昨日のあれはなんだったよの」
とユキちゃんがイライラしていた2〜3日後にまた親子喧嘩が発生。これにはユキちゃんがさすがにキレて
「なんでそう何度も何度も同じような理由でケンカするのよ!もういい加減にして!まだやるんだったら私が出て行く!!」
とタクシーを呼んで家を飛び出そうとし(ユキちゃん、まだ免許持ってないのです)慌てたお姑さんと上津さんに
「ご近所さんの目があるから!」
と止められ、その理由にまたユキちゃんが激怒したりともう散々だったらしいです。

「出て行って欲しくないから、じゃなくてご近所さんが見てるから、ですよ!?ムカつきません!?」
というユキちゃんに全員同意。それは確かに失礼だよねぇっていうか、ユキちゃんよく我慢してるよね〜・・・と全員で感心してしまいました。


「本当は」
とユキちゃん。
「農家の人と長男とだけは結婚したくないと思ってたんですけどね〜・・・」
・・・・・・気持ちはわかる。いや、農家がダメだって言うんじゃないけど、でもやっぱり同じ条件で自分が結婚できるかって聞かれたら、かなり旦那さんになる人に惚れ込んでないと覚悟が決まらないんじゃないかなぁ。

しかも20歳差のこの2人、結婚より先に子供を作ろうというのは確かに2人の同意の下、計画的なでき婚だったみたいなんだけど、同居については
「普通は聞くじゃないですか。同居でもいい?みたいに。でもうちはそういう確認無しで、もういきなり“あ、うちで同居だから”だったんですよ。私に選択の余地はなかったんです」

・・・・それはちょっと酷い。

ユキちゃんと出会った時点では、上津さんは居酒屋で働いてたんですよね。だからユキちゃんにとっては、『実家の農業を継いで親と同居する』ってのは、妊娠して結婚の話を進めだしてから聞いた事だったらしいです。まぁ子供を作る前に、結婚するならその辺りをどうするのかって事をまったく話してなかったのは迂闊だったけど、でもユキちゃんは当時18歳だった事を考えると、ユキちゃんが確認しなかったのが甘かったと言ってしまうのもかわいそうかなぁ、と。


上津さんちがやってる農業がやがて比較的ヒマな時期になるので、そうしたら教習所に通わせてもらう予定なんだそうです。
「車の免許さえ取れれば、何かあってもいつでも飛び出せますから」
とニヤリ。しかも
「旦那には内緒で、いつでも出て行けるようにこっそりまとめた荷物を隠してるんですよ」
と笑うユキちゃん。その逞しさがあれば大丈夫かも?(笑)


なんのかんの言っても、先月1歳になったばかりのショウくんの事はかわいくて仕方ないようだし、同居というより上津さんとお父さんの親子仲が問題なのであって、上津さんとユキちゃんはちゃんと仲良さそうだったし、深刻に切羽詰ってるわけではないようなのでちょっと安心しました(^^;

・・・・・そのうち、週末とか遊びに誘ってあげた方がいいかしら。


そういう私も、他の奥様から
「でも咲良ちゃんも、小姑がいるから大変じゃない?」
と言われました。小姑・・・・義妹のマミさんの事だよねぇ、やっぱり。

ん〜でもマミさんって確かにちゃきちゃきしてる人だけど別に意地悪ではないし、自分の子供が男の子2人だから女の子の買い物が楽しい♪ってユウに服とか靴とか買ってくれたりするし、たまに会った時に
「・・・ん?」
と思う事があっても、一緒に住んでるわけでもないからスルーできるし(笑)

まぁさすがに義両親と同居する事になった時にマミさん親子も、ってなったらどうにかしてご遠慮願いたいけど(苦笑)今のところ次郎君もそれは考えてないらしいので、まぁ付き合っていける範囲なんじゃないかなぁ。


途中からは女性陣も外に出て一緒に食べたりしゃべったりしてました。伝二さんがピーピー豆(正式にはなんて言うんだろう?子供の頃からずっとそう呼んでるから、正しい名称を知らないわ)で笛を作って遊び出したら、ハタチのユキちゃんはそれを初めて見たそうです。上田さんちの小学生の息子さんと一緒になって
「それ、どうやるんですか!?」
と伝二さんに教えてもらいながら真剣にやってました。懐かしいなぁ、私も小学生の頃にはやってたけど、今ハタチぐらいの子ってやらなかったのかな。


5時近くになって坂田家と上田家が帰る事になり、上田家の車で一緒に来てた伝二さん一家も帰宅。残った上津さんと次郎君でさらにちょっと飲みなおして(苦笑)結局上津さん達も帰ったのが・・・・・6時過ぎだったかな。

後片付けやゴミの処理なんかは皆でやって帰ってくれたので、後は明日、次郎君が網とか鉄板を洗って片付けるだけ。こういう時に場所を提供すると後片付けが大変だったりするけど、今のところ、こうやって次郎君の友達が来た時も私も友達が来た時も、ほったらかしで帰っちゃうような人はいないので嬉しいです。


余った肉やイカ・エビのパックは手分けして持って帰ってもらいました。うちでも一部もらったけど、肉類よりも野菜をもらっちゃったのがラッキー♪しばらく買わなくていいわ。


ユウは、いつもなら午後1時ぐらいからお昼寝なのに今日は3時過ぎぐらいから寝たので、夜がまた遅くまで寝ないかもな〜なんて心配したのですが、思ったより疲れてたようです。むしろいつもより早く、9時過ぎには次郎君と一緒に寝ちゃいました。


来月もユウの誕生日祝いに両方の両親を呼んでバーベキューをやる予定なので、残った紙コップや割り箸は取って置く事にします(笑)


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咲良 [MAIL]

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