| 2006年04月25日(火) |
最近のお客さんは舌が肥えてますよ? |
※どうやら今日明日中にカウンターが80000行きそうです。踏んだ方はメールなど頂けると咲良が喜びます(笑)さぁ、読後は画面右下の数字をチェック!
この前の日曜日の法事のお持ち帰り。
具体的にはこういう中身でした。 ・太巻き1本 (しかも切ってない。最初から持ち帰る事を前提に置いてあったとしか思えない) ・稲荷ずし (1人1〜3個。要するに食べなかった分ですね) ・鯛の塩焼き (小さめだが、一応尾頭付き) ・伊勢えびのボイル (半身。でもこれ、一昔前の結婚式でよく見たようなグラタン風に調理された物ではなくて、本当にただ茹でただけで何の味付けもされてなかった) ・サツマイモの天ぷら (・・・・・多分サツマイモ。普通サツマイモの天ぷらって輪切りだと思うんだけど、これは1cm角ぐらいの棒状に切った物をかき揚げみたいにして揚げてあったんだよね。その色と形状と口当たりからサツマイモだろうとは思うんだけど、なんつーか味がなかった。サツマイモ独特の甘みがほとんど感じられなかったんだよなぁ) ・ごま豆腐 (パックに入ったままの状態で1人1丁置いてあった。これもやっぱり持ち帰る事を前提に用意されてたとしか思えない) ・羊羹 (3cmぐらいの厚みに切られた羊羹2切れ) ・お饅頭 (弔事用なのかな。普通の黒餡のお饅頭が2個。これも最初からパックに入って置いてあった) ・らくがん (久しぶりに見たよ・・・・。しかも、一応位牌の形をしてるんだけど、ビニール袋の表に油性マジックで『母17回忌 祖父50回忌』と手書きしてあるの。なんじゃそりゃ!?) ・果物 (バナナ1本、りんご1個、青りんご1個、オレンジ1個。最初から箱に入ってた)
・・・・・・・・・・これが、うちには丸ごと2セットあったわけです。
食えるか。
ってわけで、丸ごと1つは昨日私の実家に持って行ったんですね。で、ちょうどお父さんは仕事で夜はいなかったので、お母さんはたまたま来てた妹と2人でそれで夕飯を済ませたそうなんですが。
今日は別件で仕事帰りに実家によりました。その時に聞かれたんです。 「なんでわざわざ天草まで行ってそこでやったわけ?」
「・・・・さぁ」 「親戚とかなんかの繋がりがあったのかな。誰かの紹介で断れなかったとか?」 「いや〜親戚じゃないと思うけど。そんな話聞いてないし。なんで?」 「だってさぁ・・・・・・これ、向こうのおうちには言わなくていいからね?」 「うん」 「昨日もらってそのまま夜食べたんだけどさぁ・・・・・あれ、ハッキリ言ってまずかったよね?」
おかーさん、直球(笑)
味付けがどうこうって言うより、単純に 「米がおいしくなかった」 そうです。太巻きも稲荷ずしも、お母さんも恵美子も首をひねりながら食べたらしい。鯛も伊勢えびも小さかったし、そもそも海産物が名物の天草とは思えないサイズと味。
「特別グルメだってつもりはないけど、正直言ってあーゆー料理を“マズイ”と感じたのは初めてだったわ。海老も小さいからと思って特に何もせずにそのまま食べたんだけど、本当に何の味も付いてなかったし、だからって海老そのものがおいしいって事もなかったし。恵美子なんて途中で“もういらない”って言い出して、じゃぁお饅頭でも・・・って食べたらそれもイマイチだったみたいよ?“皮がパサパサして口当たり悪いし、あんまり甘くない”って」 さらに 「鯛だけはお父さんが帰ってから軽く飲む時におつまみにと思って取っておいたんだけど、お父さんも“これ本当に天草の鯛か?なんか身がパサついててあんまりおいしくないぞ?”って言いながら食べてた」 んだそうです。
・・・・・・・・そうか〜・・・・・・
あんまりおいしくないと感じた私の味覚がおかしかったわけではないのね・・・・・・・
太巻きと稲荷ずしは、単純にご飯が固かったんです。これもしかして水が足りなかった?それとも古米とか?と思ったぐらいの味で、しかも寿司飯とかじゃなくて普通の白ご飯だったんだよね(苦笑)稲荷ずしの方は油揚げの味が薄くて、正直言ってお義母さんが作ったやつの方がよっぽどおいしかったし。
伊勢えびは、 「何も味が付いてないから、食べる時はバターと塩胡椒で炒めるとかした方がいいかも〜」 とお義母さんとマミさん(義妹)が口をそろえて言ってたし、鯛は私も次郎君も 「焼いて1日経ってるからかなぁ」 と思いつつとりあえず食べたって感じだし。
お膳の最後に白ご飯とお味噌汁が出てきたんだけど、このご飯もやっぱり固め。元々ご飯は柔らかめが好きな次郎君なんて1口食べて一瞬固まったぐらい。そしてお味噌汁も普通に豆腐と油揚げ・・・・え、天草なのに?海産物が特産のこの町でお膳の最後に出すお味噌汁っていったら、魚のアラとか貝汁とかじゃないの?
そうなってくると益々不思議なのが 「なぜわざわざ送迎バスで1時間以上かけて行ってまであの場所だったのか」 って事。旅館自体も古くて小さかったし、海沿いに建ってるくせに窓は海側を向いてない(苦笑)だからって庭が特別きれいなわけでもない(再笑)
お母さんに 「余計な事は言わなくていいのよ」 と念を押されつつも(笑)やはり私も気になってたので、夕食後次郎君に聞いてみました。
「なんであの旅館だったの?」 「さぁ・・・・?」 「なんか繋がりがあるとか・・・?」 「いや、単に前に1回あーゆー法事を天草でやったら好評だったんだよ。で、これなら準備も後片付けもいらなくて母ちゃんがラクだから、って事じゃない?」 「・・・前回もあそこだったの?」 「いや、違った」 「なんで今回はあそこだったのかな・・・・・」 「・・・・安かったとかじゃない?・・・・なんで?」
う・・・・やっぱそう思うよね、これだけ聞いたら。
「や、だってさぁ・・・・・・今日、太巻きをお昼ご飯代わりに持って行ったんだけどね。あれ、正直言ってあんまりおいしくなかったよね?」 「あ〜・・・・・太巻きは俺は食ってないけど、稲荷ずしは確かにイマイチだったなぁ」 「でしょ?あそこで食べた料理も、そこまでおいしいとは思わなかったし。だから、なんかわざわざあそこでやった理由があったのかなぁと思ったの」 「んー・・・多分、もうやらないと思うぞ。母ちゃんもイマイチだって言ってたしな」
えぇ、言ってましたね。 「これなら煮豆も稲荷ずしも私が作った方がよっぽどおいしいわ」 って(^^;
・・・・・・こうなると気になるのは、いくらの料理だったのかって事ですね(笑)そしてなぜ前回好評だった同じ場所でしなかったのか。
よっぽど直接知り合いがいて断れないとかじゃない限り、あの料理とあの建物でまたやろうとは思わないだろうなぁ。あんなんでやっていけるのか?道を挟んで向かい側に別館もあったけど、そっちも建物のサイズも古さもいい勝負だったしなぁ。
しかし笑えたのは、その別館の方にうちらと同じ町の隣地区の消防団の皆さんが慰安旅行で来てたって事ですね(苦笑)
今日の夕飯 ・カレー (昨日の残り)
・オムレツ (ここ数日まともに料理をせずにいたら、気がつくと卵の賞味期限が迫っていた。いっぺんにいくつか使おうと思ったらオムレツが頭に浮かんだのさ。ハウステンボスで買ってきた生ハムの塩漬けとクリームチーズを入れて作ってみたらなかなかおいしかった)
・ウィンナー (焼いただけだけど(苦笑)これも、気付いたら賞味期限が迫ってたのよ)
・サラダ (早生キャベツがまだあったので、刻んでツナと混ぜた)
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