金色の夢を、ずっと見てる

2005年11月16日(水) 恋愛遍歴(高校時代編)

最近みつけたあるブログの過去ログを見てたら、その人が自分の過去の恋愛を振り返ってる日記がありました。

それを読んで、なんとなく私も思い出してみようかなと思いました。


ただそれだけの理由なんだけどね。お暇な方はお付き合いくださいm(_ _)m あ、ちなみに文中に出てくる男性は全員仮名です。




初めて“彼氏”と呼べる存在が出来たのは、高校に入ってすぐの頃だった。部活の先輩だった中田さん。入部してすぐに仲良くなって、友達と一緒に放課後3年生の教室に遊びに行っておしゃべりしてた時に中田さんが
「彼女ほしー!!」
と言ったので冗談交じりに
「なってあげようか?」
と言ったら
「マジで!?よし、なってくれ!」
と(笑)その後ほんのちょっと2人になったスキに
「さっきの話、本当に付き合わん?・・・俺はマジで好きだから」
と言われて、ビックリしつつも、楽しくていい先輩だなーとは思ってたので思わず頷いてしまったのだ。

すごく喜んでくれたのだけど、いざ付き合い出してみたら私の気持ちがついていかなかった。校内で偶然会ったりすると本当に嬉しそうに手を振ってくれる中田さん。それをなんとなく恥ずかしいと感じてしまった私。友達と話してて教えた電話番号を隣で聞いてて覚えた、と言って夜電話をくれた中田さん。それを重いと感じてしまった私。

結局わずか1週間で私が疲れ果て、10日と経たないうちに友達を通じて
「やっぱりごめんなさい」
と断ってしまった。

今にして思えば、本当に申し訳無い事をしたと思う。もう少し時間をかけて私の中にあった好意を育ててから付き合い始めたら、うまくいってたのかもしれない。中田さんが卒業後、別の先輩が部活に顔を出してくれた時に
「あーそういえばこの前、街で中田に会ったよ。彼女と一緒だった」
と聞いて心からホッとしたのを覚えている。


次に付き合ったのは、他校の友達の紹介だった。友達の彼氏の友達、というよくあるパターン。初対面の印象は悪くはなかったものの、正直に言えばあまり好みではなかった。でも向こうが妙に気に入ってくれた事と、友達の紹介なので断り辛い・・という気持ちが働いた結果付き合う事に。

でもこれも長くは続かなかった。電話をくれる。でも話してて楽しくない。
「2人とも音楽好きだから話合うんじゃない?」
と言って紹介してくれた人だったんだけど、聴くジャンルがまるで違ったのだ。決定打だったのは、私がTM NETWORKが好きだと話したら
「TMかぁ・・・俺、あーゆー打ち込み系嫌いなんだよね」
と言われた事(苦笑) 趣味が合わないだけならまだしも、相手が好きだと言ってるものをそこまであからさまに“嫌いだ”と口にする無神経さにガッカリし、
「2人で会いたい」
と言われるのをなんだかんだと理由をつけて1ヶ月近く断り続け、ついに耐えられなくなって紹介してくれた友達に
「ごめん、あの人断ってもいいかな」
と半泣きで打ち明けてやっと『お断り』した。結局1度も2人で会ってないんだから付き合ったとカウントしていいものか悩むとこではあるんだけど(笑)TMが嫌いな人とは付き合えないな〜と自覚した貴重な事例である(^^; 申し訳無い事にもう名前も覚えていない。


その後も、かなりのブランクをおきながら時々“彼氏”はできた。でもそのすべてが『友達の紹介でとりあえず付き合ってみた』とか『告白してくれたのでとりあえず付き合ってみた』とかばっかりで、どれも全然続かなかった。だって結局前述のTM嫌いな彼の“1ヶ月”が高校時代の私の最高記録だったのだ(苦笑)今になって客観的に考えてみると、あの頃の私はただ『彼氏がほしかっただけ』で、好きだから付き合いたいとかそういうのではなかったと思う。彼氏とどうしたこうしたと友達が話すのが羨ましくて、そんなに楽しいのなら私も彼氏がほしい・・・と、彼氏がいれば楽しいのかなと浅はかに思い込んでいただけだ。

そういう恋愛とは呼べないようなものをいくつか繰り返した結果、
「やっぱり好きでもないのに付き合ってもダメだ」
という極めて当たり前の結論に達し、それ以降は彼氏がほしいと思わなくなった。そしてそのまま高校を卒業した。


 < 過去  INDEX  未来 >


咲良 [MAIL]

My追加