３連休のド真ん中のこの日、大学からの友人Ｋ賀ちゃん＆元ちゃんの結婚式です。大学の同期カップルの結婚ってこれで（私が行っただけでも）３組目ですよ。


１０時からチャペルでの挙式、１１時から披露宴。初めてのハウスウェディングっつー事でかなり楽しみにしてたのですが・・・・・・・



なんといきなり道を間違えて遅刻（笑）


Ｍ里を一緒に乗せていったのですが、途中で国道から左折しなきゃいけない所を右折してしまったのですね。事前に地図をちゃんと確認してなかったからなぁ・・・。かなり行った所で気がついて引き返す。凹む私にＭ里が
「大丈夫だよ、多分みんな“あ〜Ｍ里が一緒だからね”って言ってくれるって」
と訳のわからないフォローをする。

※Ｍ里はかなりの方向音痴。運転中に『ここで左折ね』と言われて『はーい』と返事をしながら右折レーンに入って助手席にいた人の度肝を抜いたとか、免許取りたての頃に練習がてら熊本新港に行こうとして間違って長洲港に行ったとか（←これ、熊本の人にしかわからないネタだろうけど、結構とんでもない間違いなんですよ）、いろいろと伝説を持っている。

「いや、どっちかっつーと“え！？咲良ちゃんが一緒だったのに！？”って言われるような気がするんだけど・・・」
「いやいや、だからそこで“あ〜でもＭ里が一緒だしね”って言われるんだよ」
・・・・・方向音痴だって事にそこまで自信を持つ人ってのもあんまりいないよね（苦笑）


結局、挙式開始には１０分ほど遅れたものの、後ろからこそっと入れたので無事参列できました。まだ花嫁が入場して最初の賛美歌を歌ってるとこだったので無問題。


チャペル式って、自分がやると考えたらすっごい恥ずかしいんだけど、人がやってるのを見ると
「あ〜いいな〜」
と感動してしまう。今回もうっかり涙目になりましたし（＾＾；


久しぶりに会う友達と挨拶を交わしたりしながら披露宴会場で待つ事しばし。小冊子になってる席次表がすごく手が込んでて読みふけってしまいました。だって２人のプロフィールの紹介から、招待客全員の紹介（１人づつ、ちょっとしたコメントを添えて紹介されてるのです）、今日のメニュー、ＢＧＭに関するコラム（それも、単純に曲名を並べるんじゃなくて、選んだいきさつとかその曲に関する思い出なんかが書いてあって、曲名は明かされてないの）など、活字中毒でそこに文字があったらとりあえず読んでしまう私のような人間にはぴったりの１品（笑）


最初の入場ＢＧＭは、予想したとおりＢ’ｚでした。２人とも好きだから多分そう来るだろうと思ってたんだよね♪

式次第も２人らしくて良かったなぁ。乾杯の挨拶が、普通だったら来賓の誰かに頼むんだろうけど、お客さんの中からその場で指名。それも、２人が付き合い出した記念日と誕生日が同じって人を選んであるの（そのために、招待状の返信はがきで誕生日をリサーチしてあった）。４人で景気良くシャンパンを開けるはずが、元ちゃんとそのお友達の２人が器用にガスを抜きながら開けてしまって逆に失敗（笑）あんまり勢い良くポン！とやってしまって飛んだら危ない・・・と思ったんだろうなぁ。でもあれって、音を立てないように抜くのって普通に開けるよりずっと難しいんだけどね（苦笑）


友人代表のスピーチがそれぞれ終わったところで花嫁はお色直しのため中座。しばらくして新郎も。お色直しが済んだら、今度はガーデンからの入場でした。このカクテルドレスがまたキレイだった〜。生地は薄い青（水色ではなくて、“薄い青”）なんだけど、飾りとかワンポイントにデニム生地が使ってあってすごくＫ賀ちゃんに似合ってた。

入場したらケーキ入刀。そしてここでサプライズ企画！

実は、新郎・元ちゃんが明日誕生日なんですね。なので予定ではここから余興に入るはずが、
「ではここからは、裏メニューで進行したいと思います」
という司会の方の言葉をきっかけにハッピーバースデーの大合唱！新婦・Ｋ賀ちゃんの企画で、２人が中座してる間に会場全体に説明がされていたのです。突然の事に驚きつつも嬉しそうな元ちゃん。ウェディングケーキとは別に出てきたバースデーケーキのろうそくを消して、そのケーキでファーストバイト。


そして本当に余興コーナーに突入。ちょっと前から大学の男子メンバーが消えてたので何かやるんだろうな〜・・・・と思ってたら、氣志團登場！ちゃんと黒の学ランにサングラスで、『ＯＮＥ　ＮＩＧＨＴ　ＣＡＲＮＩＶＡＬ』を熱唱（笑）もちろん替え歌で（爆）

途中の語りのところでは元ちゃんが呼ばれマイクを渡される。本当にアドリブだったようで最初こそ『嘘でしょ！？』という顔をしてた元ちゃんも、１度マイクを持ったらノリノリ。

『○○（←Ｋ賀ちゃんの名前）、迎えに来たよ。ずいぶん待たせたね、ごめん！○○・・・・・・（ここでビシッとＫ賀ちゃんを指差して）愛してるぜーーー！！！』


会場大爆笑。この２人、元ちゃんが学部の飲み会でＫ賀ちゃんに一目惚れし、花火やらライブやらに誘うもことごとくＫ賀ちゃんの都合がつかず不可、あまりに凹む元ちゃんに申し訳なく思ったＫ賀ちゃんがお詫びに映画に誘ったのがきっかけで２人で遊ぶようになり付き合いが始まった・・・というカップル。そしてここに来ている大学の同期のメンバーはほぼ全員その成り行きを知っている（笑）曲の最後では歌うメンバーに煽られてキスまでしちゃう２人（っつーか元ちゃん）そして曲が終わった途端、逃げるように会場を後にする男子達（爆）

あれは相当練習してきたねぇ・・・と大笑い。いや〜あーゆー余興ならやってくれてもいいなぁ。ただ歌って自己満足、みたいなカラオケじゃなくて、ちゃんと新郎新婦やお客様を楽しませようとしてくれる余興だったら大歓迎なんだけど。

次に出てくるのは新郎の高校時代の友達のはず・・・と思っていたら、なぜか会場の外で大爆笑が起こっている。なんだ？と思ってたら。


この曲は・・・・・・・


『マツケンサンバ』だ！

そして出てきたのは白塗りメイクに殿様ヅラ、衣装は白ブリーフいっちょ、っつー男４人・・・・・こ、これは・・・・・・・・（汗）

出てきた瞬間こそ笑えたものの、時間が経つにつれて厳しくなってきたぞ。だってこれ、やってる彼らが照れている。こういうのって、やってるほうが照れちゃダメだよね。見てる方まで恥ずかしくなってきちゃう。これはあんまり長引くと会場が引いちゃうぞ〜・・・・・なんて思っていたらまたドアが開いた！


駆け込んで来たのは、白のツナギにサングラスの団体。流れ出した曲は・・・・・・・

あ、これ氣志團の『結婚闘争行進曲』だ。

『マツケンサンバ』チームが替え歌の歌詞カードを配って回る。そっかー、さっき会場前で爆笑してたのは、氣志團同士が鉢合わせしちゃったからだったのね。

こっちの氣志團もかなり練習してきたらしく、踊りも揃ってるし、歌なんてわざわざ替え歌を録音してきてある！まぁフルコーラスやっちゃったんでちょっと長かったかな〜って気もするけど、大学の氣志團→マツケンサンバ→高校の氣志團、となんだかバランスのとれた余興コーナーになってて（笑）

後で聞いたら、前日になって氣志團がかぶってる事が発覚して結構焦ったらしい。相談の結果、マツケンサンバを間に挟むことで全部で１つの余興みたいな流れにしよう！という事になったんだって。正解でしたね。マツケンサンバで終わってたらちょっと辛い事になってたと思われます（苦笑）


余興が終わったところで、メニューも後はデザートを残すのみ、になったのでＡ嬢とちょっとお手洗いへ。のん気に化粧直しをして、会場前のロビーに用意されたデザートビュッフェにちょっと目を奪われつつ中に入ろうとしたら・・・・・あれ？新郎新婦が出てきた。え、なんで？ここで２人が退場するような進行あったっけ？

そこにいる私達を見てＫ賀ちゃんもビックリ。
「どこにいたのー！？今ブーケトス終わっちゃったよ〜！！」



（゜д゜！！　Ａ嬢驚愕（笑）



どうやら新郎新婦は、デザートビュッフェでケーキサーブをするために出てきたようなんですね。とりあえず中に戻って
「ブーケトスがあったの！？」
とひとしきり騒いで（笑）ちょっと落ち着いてデザートを取りに行ったら、また出遅れたらしくメインのウェディングケーキ以外がほとんど残ってなかったし・・・・（泣）


最後はやはり『花嫁の手紙』で涙して、花束ではなくてメモリーベアの贈呈。最後の元ちゃんの挨拶も、型どおりじゃなくてすごく心のこもったいい挨拶でした。両家の父親から一言ずつ挨拶があって、Ｋ賀ちゃんのお父さんのワンスモア乾杯で締め。


二次会には来ないメンバーが多かったので（女子は育児で来れない人が多くてさ・・・・）ロビーでにぎやかに話し込み、写真をいっぱい撮り合って解散。



帰りに、先月末にお隣のＵ市から熊本市内に引っ越したＭ里の新居にちょっとお邪魔して、帰ろうとしたとこで鳴る携帯。かけてきたのは・・・・・・・さっきまで結婚式で一緒だった大学の同期の勇くん。

前にちょっと日記にも書いたことがあるけど、勇くんとは何度か寝た事がある。セフレとかじゃなくて・・・・・なんつーのかなー、Ｈもアリの友達、みたいな感じなんだよね。県外で就職してる勇くんが何か用があって熊本に来た時に連絡とったりとかしてたんだけど。

さすがに今回は連絡ないと思ったんだけどな〜・・・・・と思いつつ電話に出てみた。
「何してる？」
「Ｍ里の家にちょっと寄ってた。今から帰って二次会の準備するよー」
「時間空いたからとりあえず（ホテルの）部屋に戻ったんだけどさ〜・・・・みんなかなり飲んでて、二次会までちょっと寝るっつーんだよ」
「ヒマなのね？（笑）」
「うん。早めに準備できたら部屋に来ない？」


・・・・・・・・・・・・行くべきじゃない、とわかってはいるんですよ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行ってもヤらなきゃいいか。

「とりあえず後で電話するよ」



家に帰って着替える。さてどうしよう？

っつーかね、そこで『どうしよう？』とか悩む時点で間違ってるというツッコミが聞こえるような気がしますが（苦笑）

いやいや、だってぶっちゃけ、生理ですよワタクシ。ラブホとかならともかく、ビジネスホテルのベッド汚すわけにはいかないでしょう。

まぁ無理やりヤルような人じゃないのはわかってるし、会って話したいこともあるし、とりあえず行くか。


近くのコインパークに車を置いて、勇くんが泊まってる部屋へ。式の間はテーブルも離れてたから挨拶程度にしか話せなかったもんね〜・・なんて言いながらおしゃべり。来年結婚するから来てね、なんて話もしつつだらだらしてたら。


ちゅーされてしまいました。


・・・・・・・・つい笑ってしまった。

「なんで笑うの？」
「いや〜・・・・新婚さんのやる事じゃないよね」

そう、勇くん、実は７月半ばに結婚したばっかり。新婚さんですよ。だから今回は誘われないだろうと思ってたんだけど。

「ダメじゃん、既婚者がこういう事しちゃったら」
と言ったら
「ダメじゃん、結婚決まった人がこんな事してたら」
と返された。この理屈屋め。

でもまぁそこで止めましたよ（←当然です）。ただそれが、“次郎くんに悪いから”とかじゃなくて“生理だから”ってとこがなぁ・・・・（- -；　もし生理じゃなくてＨしちゃったとしても、
「彼に悪い」
という罪悪感はわかないと思う。
「ばれたらまずい」
という危機感はあってもね。こういう時、つくづく『私は倫理観が壊れてる』と実感します。だって心のどこかに
『あーあ、生理じゃなかったらな〜』
と思ってる私がいる。

いっそのこと、どれだけ浮気しても開き直って
「だってしたかったんだもーん」
と言ってしまえる性格だったらよかったのにとたまに思う。絶対に浮気をしないと自律できるだけの自制心もないくせに、やっぱり本当はいけない事をしてるという世間の常識から逃げられずにいる。もっと一途になりたいのにと思いながら、寝たい人と寝て何がいけないの？と思う自分もいる。だからアナタが頑張って私に“他の人と寝たい”なんて気持ちを起こさせないようにしてよ、って。勝手だな。


小１時間ほど勇くんの部屋で過ごし、Ａ嬢を迎えに行って二次会へ。二次会でも勇くんとは顔を合わせるんだけど、お互いに笑えるぐらいポーカーフェイス。ついさっき勇くんの部屋で私達がキスしてたなんてきっと誰も思わない。


二次会しか来てなかった友達も結構いたので、『わーい久しぶりー』なんて盛り上がって、ビンゴゲームでＡ嬢が変なモアイのティッシュケースを当てて爆笑し、氣士団の練習の裏話を聞いたりして楽しく過ごす。

Ａ嬢が説教されてました（笑）
「おまえ、ブーケトスの時にいないってどういう事だ。気合が足りないぞ」
「だってやるとは思ってなかったんだも〜ん！」
・・・・確かにな。私も正直、この年になってブーケトスする人がいるとは思わなかった。だってもう結婚しちゃってる友達が多いからさ〜・・・・やっても参加者がいなそうじゃん（＾＾；
「でも私、前にもブーケをもらった事２回ぐらいあるけど、まだ効果出てないじゃん。きっと迷信なんだよ」
「・・・・あ、でも私、前にＭ美ちゃんの式の時にブーケもらって、そのちょっと後に彼氏できたよ？」
「ほら見ろ！やっぱお前は気合が足りないから効果も出ないんだよ」
「でも咲良ちゃん、彼氏ができただけでしょ？」
「いやでもその“彼氏”と私今度結婚するわけだから・・・」
そう、そのときに出来た“彼氏”っつーのが次郎くんなんです。
「・・・！！・・・・・」
「よし、こうなったらＡちゃん、咲良の結婚式のときにもう１回ブーケをもらうしかないな。咲良、Ａちゃんめがけてまっすぐブーケ投げてやれ」
そんなブーケトスありか？（笑）


ちなみにビンゴの１等賞品は折畳式自転車だったんだけど、二次会終了後Ａ嬢がおねだり攻撃で自転車とモアイの交換に成功（笑）しかも自転車を当てたのは元ちゃんの高校の同級生でＡ嬢とは面識なかったのに（爆）　見事自転車をゲットしたＡ嬢はそれで帰ると言うのでそこで別れて帰宅。三次会どうしようかな〜と思ったんだけど、職場の人が中心になるようだったので遠慮しました。


自分の結婚式に呼ぼうと思ってる人がほとんど今日揃ってたので、せっかくなので告知（笑）次は１２月の高校の友達の結婚式で告知しなければ。