金色の夢を、ずっと見てる

2004年09月13日(月) 結婚したい女・結婚したがらない男

仕事から帰って、帰省中のTの実家にお邪魔する。昨日から仕事が4連休とれたとかで、帰ってきてるんだよね。

昨日の夜もちょっと会って話したんだけど、実は今回のTの規制は1つの目的が。


ずばり、『家族に同棲の許可を得る事』


まぁTもその彼氏であるKさんももう大人なんだからいちいち『許可を取る』ってのも変かもしれないけど、やっぱ一緒に暮らすとなったらせめて親に紹介ぐらいしておこうか・・・という話になったらしい。だから正確に言うと、『許可を取る』というよりは『了解してもらう』という感じかな。できれば来月あたりKさんをこっちに連れてきて紹介しようと思ってるので、今回はその打診のために帰省したわけですね。


ただ、Tの彼氏のKさんというのは・・・・・今までにも何度か書いた事があるんだけど、なんだかイマイチ不安な人で。私もRも、『う〜ん、なんせ会った事がないしなぁ。本当にちゃんとTを大事にしてくれるのかなんか不安だけど、Tがそれでも好きだと言うんだから悪い人ではないんだろう。とりあえず見守るしかないか〜』って感じの人。


TがKさんの生き方や考え方に理解を示しているのをいい事に、自分に都合のいいようにTの事をないがしろにしてるように見えるんですよ。


Tが家族に同棲の件を切り出したところ・・・・・・・キッパリ反対とまではいかなくても、かなり否定的な意見だったらしい。理由はやっぱりそのKさんの将来性の無さと煮え切らなさ。
『うまくいくかどうか試しに同棲してみようとか、ダメだったら別れればいいやとか、そんな半端な気持ちだったら同棲しても絶対うまくはいかないからやめておけ。結婚前提だっていうんなら、わざわざ同棲しなくてもこのまま結婚してしまえ』
と言われたらしい。

一緒に住んで結婚資金を貯めようと思う、と言ったら
『そんなのはもう自分達が用意してるから心配しなくていい』
と。

親の援助を受けずに、自分達でお金を貯めて結婚したいの!と言えたらいいんだけど言えない。なぜなら。


















実はまだKさんには結婚の意志がないから。


T自身はできれば結婚したいと思ってるんだけど、Kさんがイマイチ踏ん切りがつかない・・・という状態らしい。Kさんの方が収入が少ないとか(でもこれ、当然と言えば当然。なんたってTは国家資格を持って国立の機関に勤める専門職ですよ)、Kさんの勤め先が将来的にちょっと危険な状態、とかいろいろ理由は並べてるけど、私やRの印象としては
「っつーか、結局のところ“Tと結婚”って真剣に考えてないだけなんじゃないの!?」
てとこです。


これを機会に結婚を考えてくれたらそれが一番いいんだけど・・・・とTもすっかり凹んでしまって。しかもその時に、親戚のおじさんにされた話がかなり応えたみたい。

そのおじさん、奥さんが6歳年上なんだそうです。今ならともかく、20年以上前に『6歳上の奥さん』ですよ。親(Tにとっては祖父母)にかなり反対されたらしいです。『考え直せ』とまで言われたんだけど、おじさんは反対を押し切って結婚した・・・・

「すごく反対されたけど、それでもおれはこいつ以外とは結婚したくないと思ったから、その反対を押し切って結婚した。でもやっぱりこいつと結婚して良かったと思ってるよ。できればTにも、自信もって“この人と結婚して良かった”と言える相手と結婚してもらいたいんだよ」


話の重みにかなり圧倒されちゃったらしく、昨夜その話を聞いて以降今日の昼間は1人で鬱々と考え込んでいたようです。



もうね〜・・・・・・・・・


Rと2人で、T抜きでKさんに会って腹を割って話がしたい。

正座させて、
「ちょっとアナタ、Tの事どう考えてるの!?」
と問い詰めてやりたいぐらいの気持ちです。

自分の方が収入が少ないとか貯金がないとか、そういう事を気にする割に『じゃぁ転職しよう』とか『昇給するよう頑張ろう』とか、そういう改善策を考えてるような様子が全然見えて来ないんですよ。

今の仕事が好きだから、へたすると倒産するかもしれない状況だけどギリギリまで頑張ってみたい、というその仕事に対する意気込みは立派だよ。でもそのために、もう何年も付き合ってる彼女をそこまでないがしろにしちゃっていいのか!?結局の所、結婚する気がないだけなんじゃないの!?

別に、女の幸せは結婚だとか思ってないですよ。でも少なくともTが『結婚』を望んでる以上、Tにとっては『結婚できる事』が幸せなの。結婚願望がまるでない女だったら、そんなKさんの生き方もいいかもしれないけど、Tはそうじゃないの!


なんか書いてたらまた腹が立ってきた。いっその事Tに黙ってKさんに会いに行ってみようかな。勤め先がわかってるんだからそう難しい事じゃないだろう。やりすぎかな(‐‐;


まぁTの部屋でテレビ見ながらまったりした後カラオケへ。突然
「ねぇ、『待つわ』って歌える?」
と言うT。歌えるよ、と答えたら
「ちゃんと聞いた事ないんだよね〜。覚えたいから教えて」
・・・・・・なんで今これを覚えたいのかという点がちょっと気にならなくもないんだが、それは置いとくとしても
『私 待つわ いつまでも待つわ 例えあなたが振り向いてくれなくても』
とか情念たっぷりな感じで歌うのはやめてください、恐いから(苦笑)

ちょろっと車でうろついてから家まで送る。まだ貸しっぱなしの本があるので明日も来る予定。


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咲良 [MAIL]

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