金色の夢を、ずっと見てる

2004年02月24日(火) 凛ちゃんの笑顔、ゆらさんの涙、徹朗さんの決意・・・どれもが切ない。

今日はなんか波瀾万丈でしたねぇ・・・『僕と彼女と彼女の生きる道』

帰ってきた可奈子さん。学校帰りの凛ちゃんに会いに来てぎゅっと抱きしめる。凛ちゃんの、本当に嬉しそうな笑顔がなんだか切ないです。

可奈子さんの
「お父さんは出来合いのお弁当や出前?」
「・・・そんな事だろうと思った」

という冷たい微笑に不安になった凛ちゃん。徹朗パパに
「料理はしないの?いつ作ってくれるの?明日は?明後日は?」
とくいさがります。就職活動がうまくいかずイライラしてつい邪険になってしまう徹朗パパ。でも気付いてる?凛ちゃん、もうほとんど敬語じゃなくなってるんだよ?

可奈子さんの
「あの時はああ(愛してない、と)言うしかなかった」
「落ち着いたら必ず迎えに来るつもりだった」

という言葉。勝手に家を出ていく親のほとんどが口にする言葉なんじゃないの?でも、何も知らされずに置いてきぼりをくらう子供がどんな気持ちになるのか、ちょっと考えればわかりそうなもんなのに・・・考える余裕もないぐらい精神的に追い詰められてたって事なのかなぁ。

しかし『キュレーター』ってそんな簡単になれる職業なんですか?美術品の鑑定や買いつけ・・・って可奈子さんは言ってたけど、それってものすごくキャリアや才能が要求されるんじゃないのか?7年間専業主婦だった人がいきなり就いて、子供を引き取れるほど稼げる仕事なんですかね?

美奈子ママと可奈子さんのご対面。まずはひっぱたいた美奈子ママに拍手(笑)でも可奈子さんの言葉も・・・娘に会いたくて、精一杯頑張って迎えに来たけどやっぱり会わない方が良かったの?・・・なんか混乱ぶりが伝わってきてちょっと辛くなっちゃいました。可奈子さんのした事は確かに酷かったけど、可奈子さんも辛かったんだなぁ、と。だからって可奈子さんを勝手だと思う気持ちは変わらないんですが。

その可奈子さんに
「お布団、干してきたの。・・・・帰ってらっしゃい」
と言葉をかけた美奈子ママ。やっぱり、どんな困った事をしても、娘は娘としてかわいいんかな〜とちょっとほろっときちゃいましたね(^^;

ゆらさんのアドバイス通り、凛ちゃんに正直にいろんな事を話す事にした徹朗パパ。黙々とお風呂に入る準備をする凛ちゃんに
「お風呂に入るのか?・・・・ちょっと話をしよう。ここに座って」
・・・・いや、そこは『一緒に入ろうか』って言う所なんじゃないすか!?

まぁそれはおいといて。
今、職探しで大変な状態にある事。だから約束したご飯を作るヒマはないけど、落ち着いたら必ず作るつもりだという事。元気がなくても心配しなくてもいいという事。それらの話には『わかった』というピースサインを出してくれた凛ちゃん。でもお父さんとお母さんはもう仲良くできないという事、一緒には暮らせないという事には出してくれなかった。一瞬開きかけて、また握りしめられた小さな手が悲しい。『わからない』のではなくて『わかりたくない』のだろうな、と。

ゆら先生の
「今度一緒に遊園地に行こうか」
という言葉に
「お父さんとお母さんと凛の3人で行きたい」
と答えた凛ちゃん。ゆら先生もショックだっただろうね。

凛ちゃんがあんなにいい子に育ってる事だけでも、可奈子さんが凛ちゃんをきちんと育てていた事はわかる。だから凛ちゃんもこれ程お母さんを恋い慕うのだろうし。でもゆら先生にも、凛ちゃんに特別慕われている、変わっていく小柳親子を近くで見てきたという自負があっただろうから。

担任の先生がなんだかいい感じに変わっててビックリしました。こないだ徹朗パパとぶつかった事で何か気持ちの変化があったのでしょうか?凛ちゃんが問題を起こしても、嫌味を言ったりするのではなくて
「友達に酷い事をしたと傷ついています。今日は叱ったりしないで、そっとしておいてあげては・・・」
と理解を示してくれるようになってましたね。

そして帰り道。初めて一緒にハーモニカを吹いた河原で、黙って肉まんを食べる2人。その肉まんの向こうからおずおずと差し出されたピースサイン・・・・
「もしかして、昨日の話、わかってくれたって事?」
尋ねた徹朗パパに頷く凛ちゃん。このシーン、泣けました。きっと凛ちゃんも一生懸命考えたんだろうな。お父さんとお母さんはもう仲良くは出来ない事。自分のために一生懸命になってくれる徹朗パパを見て、その事実を認めたくはないけれど徹朗パパの事を理解しようと努力してみたんじゃないだろうか。

そしてゆらさんvsマミちゃん、再び(‐‐; 
「凛ちゃんのデザート、どっちがいいと思います?」
とマミちゃんが”今から徹朗さんちに行くのよ”攻撃をすれば
「ケーキならモンブランが好きですけど」
”凛ちゃんの事なら私の方が詳しいわよ”アタックでゆらさんも反撃。しかし
「またお会いするかもしれませんね」
”これからも徹朗さんちに来るつもりですから”パンチでゆらさん動揺。
「坪井です」
と宣戦布告の名乗りをしたマミちゃんに向かって
「北島です・・・・北島三郎の北島です」
とわけのわからん事を言ってしまう。

でもマミちゃんは気付いてるね。自分はどうやっても1番にはなれない事。

っつーか宮林さん、大根4本って何人分?(笑)みぞれ鍋でもしたのか?

やっと自分の気持ちを自覚したゆらさんに
「今の俺なら可奈子とやり直せると思うんだけど、どう思う?」
それをゆらさんに聞いてしまうのか徹朗さん!!(><)
ゆらさんが悲しすぎるぅぅぅ!!!(;;)

そして本当に可奈子さんにやり直してみようと提案する徹朗さん・・・可奈子さんにしてみれば、徹朗さんがすごく変わった事なんて知らないから怪訝な顔をするのも無理ないよね。でも凛ちゃんのためだけにやり直す事なんてできるんだろうか?だって可奈子さんの中には、徹朗さんが全く家庭を省みなかった7年間で蓄積された徹朗さんへの不満や不信感がガッチリ固まってる。徹朗さんにしても、『凛のため』であって、自分が可奈子さんとやり直したいとは思ってないようだし・・・。そんな2人が改めて夫婦関係を築く事なんてできるんだろうか?


なんか予告では徹朗パパコックさんしてたし。ジュースを作るバナナを切る時に手も添えないような人が、いきなり厨房の仕事なんてできるわけないじゃん(汗)

結末が見当もつきません。可奈子さんと復縁してハッピーエンドになるとは思えないし、凛ちゃんがあれ程『家族3人』を望んでるのにゆらさんとくっついてハッピーエンド、とも思えないし。あと3〜4回で終っちゃうんだよな〜。

ちなみに今回のツボは
「この前みたいに黙って電話を切るなよ!」
と怒鳴る義朗パパに
「切らせて頂きます」
と律儀に宣言してから切る徹朗さん(笑)


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咲良 [MAIL]

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