金色の夢を、ずっと見てる

2004年01月15日(木) 結局見てしまった「エースをねらえ」/芥川賞・直木賞

見るつもりじゃなかったんですけどね・・・・・・そもそもまず上戸彩に興味がないし。どこがかわいいのかわからん。でもたまたまその時間にテニスが強い人(どのぐらい強いのかというと、九州の社会人テニスランキングでトップ10に入るぐらいの人)と一緒にいたので、その人につられて見ちゃったのね。

結果。



・・・・・・・・ありえねぇ(爆)

高校デビューなのはいいさ。でもコーチ、ろくに打ち返せもしない・・・っつーかそれ以前に球に追いつけてない人をなぜ試合に出しちゃうの!?そりゃ他の選手も僻むっちゅーの!

試合の後にひろみに「送るよ」と爽やかに(チャリだけど)声をかけた藤堂先輩(吉沢悠)。なぜ2人でいる女の子のうち1人だけに声をかけちゃうんだ(笑)普通しないだろ!?そんな事!へたすると女の友情にひびが入りますよ、それ(爆)

テニスのセミプロが一緒に見てたせいでおもしろさ倍増でした。
「そのサーブのフォーム見ただけで素人だってバレバレだぞ」
「テニスやってて顔が汚れるってありえない」
「練習の相手しますって名乗り出て、いきなりサーブからってやんないんだけどな〜」

などなど。

それにしても吉沢悠・・・・・ちょっと前までは獣医学生(動物のお医者さん)でこないだまでは医大生(ハコイリムスメ)だったのに、今回いきなり高校生・・・・・厳しいものが(‐‐; いや、カッコいいんですけどね。

あとさぁ、意地悪なチームメイトの中にいたおさげにしてる女の子・・・・・こないだ『マンハッタン・ラブストーリー』で忍っちの高校の同級生だった原ちゃん?(←マニアックすぎるかしら)

ツッコミ所満載で、ある意味ものすごくおもしろいドラマだったわ。でもこれってそうやって見るものか?


そのままテレビ見てたら芥川賞と直木賞の結果をやってました。最年少が2人揃って受賞との事で・・・すごいなぁ。綿矢りさの『インストール』は確か読んだ。なかなかおもしろかったよ。私は好きだった。

結構好き嫌いが別れるみたいで、一部の人にはけちょんけちょんに言われてるようですが・・・っつーかさ、好きじゃないと思ったら読まなきゃいいだけの話じゃないの?本ってそういうもんでしょ。なんで好きじゃないからって『駄作』『低レベル』ってわざわざ他の人に言っちゃうのかな。自分がつまらない、駄作だと思ったとしても、それをおもしろいと思う人もいるわけでしょ?だったら、読んだ事ない人に読む気をなくさせるような感想をおおっぴらに言う(書く)べきじゃないと思う。

私はつまらなかった、私は好みじゃなかった、私はおもしろくなかった、そういう言い方ならいいよ。あくまでも自分の、個人的な感想として述べるだけならね。でも『この本はつまらない』『この本は駄作だ』って作品そのものを断定しちゃうのはどうかと思う。そんなの読んだ本人が決める事だよ。

本を読んで『おもしろくなかった』『つまらなかった』と感想を持つのは自由。自分の感想をまわりに話すのも自由。でもそれを作品そのものの評価としてまわりに伝えちゃうのはやるべきじゃない。

すいませんね、熱く語っちゃって。でもあったんですよ、そういう日記が。『あんな駄作を選ぶなんて、芥川賞って意外と低レベルなんだな』って書いてた人がいたんです。

いや、私もありますよ。とある映画の感想を『正直言ってつまんなかった』ってこの日記に書いた事が。でもそれは私個人の感想としてです。『原作はおもしろいはずなのに、映画がつまんなかったから残念だ』ていう書き方をしたはず。それを映画そのものの評価として書いてはいないつもり。

このへんは読んだ人によって感じ方が別れるかもしれないけど。


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咲良 [MAIL]

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