私は晩ご飯の用意をしていた。

流し台の横の壁には　タオル掛けが。

タオル掛けには当然　タオルが掛かっている。




野菜を洗ったりしては　手を拭いていた。

何度目か　タオルを使ったあと、　

ふと　そちらの方へ眼をやると・・・・・















今使ったばかりの　タオルに　全長１０cm　くらいの





ムカデがっ！

















ぎゃああああああ








私、たった今　それで手を拭いてたよ？

刺されて無い？

どこも痛くない？



両手を見てみたが、痛くない。刺されなかったようだ。ほっ




しかーし、タオルにはムカデだっ！









私は　きゃーきゃー言いながら、

ムカデキンチョールを求めて　

あっちへ走り、こっちへ走り、




無い〜！！　どこだぁ〜！




やっと廊下の開きの中から発見したキンチョールを持ち、

タオルにまだ引っ付いているムカデに向かって（周りにあるお箸立てなどをまず除けて）

シューシューと吹きかけた。





しかし、冬眠から覚めたばかり（ムカデって冬眠するのか？）かのように

動きが鈍い。

そして、ちょっともだえながら

タオルの上の折り目の間に入っていってしまった。




ひとりでに時々揺れるタオル。





気持ち悪い〜！！





そっちが気になって、ご飯の仕度どころではない。




長男に、

「今日は　必ず７時に晩御飯が食べられるようにしてね。」

と　釘を刺されていたのに、遅れるじゃないかぁ　(T_T)






そのうち、ぽとりと落ちてきて、猫の水入れの中に。



いいいいい！



水の中に落ちたムカデは　それでも　うねうねといつまでも動いている。





ひいいいい

不死身なのか？！

キンチョールが古くなって、効き目が悪くなったのか？！





早く死んでくれ〜。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。





しばら〜く経って、やっと動かなくなったそれを

恐る恐る水入れごと持ち上げ、裏の草むらに水ごと捨てた時には

ほっとしました。





・・・ご飯の用意が　７時に間に合わなかったのは言うまでも無い。





しかし、ムカデは　ツガイでいると言われます。

もう一匹、片割れがその辺から出てきそうで

しばらくは　恐怖の日々です。