新潮文庫 恩田陸 著
典型的なメロドラマっていうのの基本は「すれ違い」だと思うのですが それをSF(つかファンタジー)にして恩田陸が書いたらこんな感じというか。 ちなみに私は好きです。 1話完結のオムニバスのようでいて最初から最後まで一貫性があり ラブストーリーのようでいてミステリのようでもあり。
時を越えて何度も廻り逢う魂。 決して結ばれることはなくても、たった一目逢えるだけで構わない。 忘れないで、私のことを。
それぞれの話の扉に絵画が紹介されていて その舞台をそのまま小説にしてしまったというのがとても新鮮でした。 読み進めながら扉に戻って絵を眺め「ああ、ココか」と思う。
魂は全てを凌駕する。時はつねに我々の内側にある。 という言葉には共感を覚えます。
エリザベスとエドワードという名前を聞いて 私は真っ先に英国王室を思い浮かべたのだけど 結構文中にもヒント(紋章とか)があるので推理としても面白かったかなー。
明日はお休みして宇都宮へライブを観に行ってきます〜♪ flow-warのライブ久しぶり〜。 しかも対バンありのライブなんて初めて〜。
水曜日なので午前中は映画を観ようと思ってたんだけど 日曜夜の大雨と暴風で車庫の屋根が吹き飛んだので(ビニルハウス型ですよ) それを直さなきゃならないんだろうなぁと思いますが。 父上に手伝ってもらわないとなぁ。
|