書庫目録

2004年01月26日(月) 麦の海に沈む果実

講談社文庫
恩田陸 著

どうやら「三月は深き紅の淵を」がこの作品の作中作となっているようです。
上梓されたのは上記作品の方がこの作品より先のようですので
どっちかというと作品の中の一部を
「麦の海に沈む果実」として上梓したって方が正しいのかも。

読了後「三月は深き紅の淵を」を入手したいと思います。
両方読んだほうが絶対面白いもんね。

というか、タイトルが。
非常に好みなのでどうして当時発売されたときに見逃してしまったのかが謎。
2001年に文庫化しているのに〜!
その頃はまだ恩田陸女史に興味がなかったってことか?

やはり女史は不安定な雰囲気が上手いと思います。
不安を掻き立てられるのに、不安になる理由がわからないという感じ。
別に話自体は怖いというわけでもないのに何故か怖い気がする。
今まで何作か読んできましたが、どれを読んでもそんな印象を受けました。
多分、ホラーが嫌いな人でも読める、ちょっと怖い話って感じかな。


蜀伝2周目終わってんですが、1周目と同じEDでした(泣)
なんか1周目、早解きEDだったらしいです。
なのでもう1回蜀伝を続ける気にはなれずに土曜から呉伝始めて
日曜に1周目クリアしました。
もちろん使用キャラは呉の総大将孫堅。
俺が死ななきゃいーんじゃよ、のノリでイケイケ。

ちょろちょろ外伝を出しながら進めたのでレベル10武器も取れました。
つーか、孫堅のレベル10武器は取得条件甘いよ!
玉璽争奪戦の呂布は難しいモードでもだいぶ他のステージより弱いらしいです。
あとはもう1回呉伝やって二喬奪還戦を出して(これも外伝だし)
大喬(孫策の嫁)と小喬(周瑜の嫁)を使えるようにせねばー!

つーか猛将伝でOPアニメーションのエディットができるので遊んでみたんですよ。
1番最初の岩を砕くシーン。
大喬、小喬を選ぶとそれぞれ孫策、周瑜が助けに来ます。
呉伝のEDでも4人仲良さげだったので「……ラヴ?」とか思ってたんですが
史実によると大喬を娶ってから孫策が死ぬまでって1年足らずらしいですね。
なのに孫策には他に子供がいたってんですから(娘の1人は陸遜の嫁じゃよ)
大喬って実は正妻じゃないんじゃん!? っていう、ね。
つーか、孫策と周瑜が義兄弟になるためだけに体よく使われたんじゃん、とか。
夫婦でラヴっていうよりむしろ、孫策と周瑜がラヴかよ、みたいな。

二喬はほとんど攫われるようにして二人の嫁になったらしいですが
その時娶った孫策の言った台詞は凄いですよ!
要約すると
「俺ら(孫策&周瑜)みたいなイケメンの嫁になれてラッキーじゃん?」ですもの。



あ、ちなみにOPエディットで諸葛亮を選ぶと、奥様の月英が助けにやってきます。
……軍師殿……? 荒事は人任せってことですか?

他にも助けに来るパターンあるのかなぁ?


……三国志に詳しくなっていく自分がおりますよ……。


 < 過去  INDEX  未来 >


明日香 [Fanatic Gene]


My追加