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2004年01月24日(土) ファインディング・ニモ

つーわけで
生態系を無視した(笑)カクレクマノミアニメを見てきました。


感想。

寝るかと思った。
いや、最後にパパとニモが再会するシーンは
確かにちょっと感動したことはしたんですけれどもねぇ。
子供とか、その子供の親とかへのメッセージ的には良いのではないかと。
全ての危険から守ってあげなくちゃとか力みすぎないで
もうちょっと子供任せに力を抜いてもいいんだよ、という。

いかにもアメリカアニメ的な表現過多とハッピーエンドには
なんか納得いかんもんがありますね……。
グレートバリアリーフからシドニーまで
東オーストラリア海流に乗って移動ってのはまぁ解るんですよ。
再会してシドニーからグレートバリアリーフに戻ってんですが
あんたらどうやって戻ったのよ!? とか。

ちなみに生態系を無視したっつーのはかおりんの薀蓄なんですが
カクレクマノミはコロニーを作って生活しており
そのコロニーの中の1位個体(1番強い固体)がメスになり
2位個体がオスになって産卵から孵化までつがいで世話をするそうです。
つまり、ニモの世界の場合1位個体であった母親(コーラル)が死んだので
2位個体であった父親(マーリン)が1位個体になる(=メスになる)のですね。
で、その場合2位個体には子供の中で1番強い個体がなるわけなので
子供がニモしか残らなかったこの場合、2位固体は必然的にニモなわけで
つまり、父親(マーリン)が母親になり、子供(ニモ)が父親になって繁殖するんです。
だからカクレクマノミ的に父子家庭ってのはありえねぇ訳で(爆)

カクレクマノミはその色彩の派手さから
clownfish(clown=道化師)とも呼ばれるそうです。
だから映画の中で「クラウンのくせにジョークが下手」っていう台詞があるんだな。

つーか、ウィレム・デフォーが鮫の声で出演しててビビリました。
あの、シャドウズ・オブ・ヴァンパイアのヴァンパイア役とか
スパイダーマンのグリーンゴブリン役のウィレム・デフォーですよ!!
ちょー私好みのおっさんですよ! 渋っ!

結論として親子で観に行く映画としては◎って感じでしょうかね。


次は多分間違いなく指輪を観るんでしょうが
「ハリウッド的殺人事件」と「マスター&コマンダー」も観たいです。


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