書庫目録

2003年09月11日(木) 神の火 下

新潮文庫
高村薫 著

読了です。

つーか。
文庫化にあたって大量の加筆修正をするのが
この作家の特徴といっても過言ではないのですが
最後、え、これで終わりなのーーーー? と思ってしまったですよ。
いや、あそこで終わるからキレイに終わるのかもしれないんですけど
私の中ではどうも未消化だ。
江口と日野と良に関しては終わってるんだけど、島田が終わってない。
島田はその後どうなったの?
ハロルドが来たのか、それともボリスが来たのか。

島田は日露ハーフ(母と露西亜人宣教師の不義の子)なんですが
血が遠いほど、生まれてくる子供は美しいのだそうです。
アレです、近親婚を繰り返すと異形の子が生まれやすいってのの逆です。
なので、私の中で島田はブルネットに日本海のような深い緑色の瞳をした
美形(最重要)の三十路男(三十代は働き盛り)という位置付けなのですよ。
しかも二重、三重のスパイで。
どうですか、美形のスパイ!(萌え)
しかも島田をスパイとして育てた江口は
愛情をストレートに表現できない60歳!(ジジコン)
CIAのハロルド、KGBのボリス、幼馴染の日野。
ひゃぁ。
すげぇ設定だな、おい。

世の腐女子(オレだけか?)が喜びそうな萌えポイントを知っているとしか。
高村女史!!



SURFACEライブ最終日、渋谷のチケットが届きました。
届いた、けど……(号泣)

1200番代だったよ……?

渋谷AXのキャパって1600〜1700くらいだよ?
1200って……1200って……。

宇都宮と川崎で運を使い切ったと思われます。

でも今回のツアーで1番キャパ少ないの宇都宮ですよ。
だって300くらいだもん。
念願の最前、手すりのところで見られそうです。
しかもステージ低いから、だいぶ近そうです(顔の位置が)
握手できるかもしれません……。

……鼻血吹きそうです(落ち着け!)


つーか、もうホールツアーはしないの……?


 < 過去  INDEX  未来 >


明日香 [Fanatic Gene]


My追加