書庫目録

2003年09月09日(火) 神の火 下

新潮文庫
高村薫 著

国と国との思惑が交差する中を島田は泳がされている。
江口、日野、ボリス、ハロルド、そして良。
個々人の思惑も、島田を通してまた交差している。


どうでもいいけど往来ででかい声でオタク話をするのはどうなの。
話している内容の意味はわからなくても
きっと一般人だって「あ、こいつらオタクだ」って分かるわよ。

てゆーのは。
うちの会社の近くにはいくつか高校があって
その生徒たちが朝、私と同じように巣鴨から歩いて通ってるんですが
そのね、某都立高校の生徒だと思われるんですが(私服だったし)
でかい声で土曜日のガンダムの感想を語り合ってたのですよ。
曰く、
「イザークいつの間にえらくなっちゃったのー?」
「ジュール隊長とか呼ばれてたよねー!」
って具合ですよ。
なので、ああ、こいつらオタクだ……と(そういう私もオタク)
一般人に理解できないカタカナ名前が出てきたら
それは多分オタク話ですよ(笑)

その話をしていた少女たち、異様なテンションでね?
話の内容もさることながら
そのテンションの高さだけでオタクだと分かりますよ。
居たたまれない気持ちになってしまいました……。


そんで14巻、新刊で買っちまったよ。
こうなったら全部そろえてしまおう。
明日は上野で寄り道だー! アトレに行ってくるぞー!


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