新潮文庫 高村薫 著
た、た、高村薫って……知ってたさ、こういう作家だって。 でも違和感なく(ってわけでもないけど)読めるから凄いかも。
登場人物たちが行動する理由というのは 愛だの恋だの、女がどうしたとかそういう理由ではなく 友情であったり(つーのもまた違うような気がするけど) 理由のない執着であったり、そういうものなのですが それがイイのかも知れないなぁ。
たとえば恋人が拉致られたのを助けに行く男の話だったら 多分私は最初から読まないと思うんですよねー。
私は女だから、こう、ホ●くさく感じるのですが 男の人だったら素直に受け止められるのかなぁ。
「残酷な神が支配する」新刊もなかなか本屋にありませんねぇ。 今日は会社から歩いて大塚駅南口のブックオフへ行ってきたんですが そこにもなかったし、北口の本屋には新刊もなかったしなぁ。 あれば定価で買っていたかもしれないんだけど。
つーか、大塚までの道というのが不忍通りを通っていくのしか知らなかったもので 大分遠回りをしてしまったのではないかなーと思うんですよー。 でも30〜40分くらい歩いたので、いい運動になったと思います。 今度は池袋まで歩いてもいいかもしれないなぁ(でも多分やらないけど)
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