書庫目録

2003年08月15日(金) 陰摩羅鬼の瑕

講談社ノベルス
京極夏彦 著

やーっと1/3くらい読んだかなーと思いますヨ。
肩凝った(案の定)

なんか、どこまで読んだら京極堂出てくるん? って感じ。
いやいや、いつものことですが。
いつものことといえば、1人称を語る人物の内面の葛藤やら何やらで
すこーしばかり冗長なのではと思ってしまうようなところも健在。
特に関口なんかは鬱気質で内向的で、コミュニケーション下手なもんだから
思考が1人でぐるぐるしちゃってたりするんですよね。
それをイチイチ詳らかに追っていくものだから。
他なら「僕の思考は同じところをぐるぐると堂々巡りしている」とか書くでしょう。
それがね、この人は堂々巡りの過程をちゃんと書くんですな。
本人の自覚としての堂々巡りではなく
読んでいる私たちが「関口ったらまた嵌ってるよー」と思うわけです。

そこんとこが持ち味なんですけどね。
だから面白いとも思うんですけどね。



今日から夏の祭典が始まっておりますね。
今回、私は参加しませんです。
最近こう、あちこちぐるぐる回って買い漁るだけの余力がないので
サイトマスターさんでオフライン活動されてる好みのところを探しては
メモって行って目的買いです。
余計なところは行かない。目的地のみ。

大きなイベントで浮かれるのはわかりますがオタク諸氏。
(なんつっても祭典は夏と冬しかないからなー)
とりあえず一般の方々に迷惑をかけないようにしようぜ。
オタクが後ろ指を指されるような事態だけは避けたいぜ。
ただでさえお台場.com(ドっと混む。)なんだからさー。
フジテレビなんて冒険王とかやってるしな。


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