講談社文庫 有栖川有栖/篠田真由美/二階堂黎人/法月綸太郎 著
エラリー・クイーンの『Yの悲劇』に捧げる競作集。 クイーンのソレを読んでいなくても楽しめる作品になっていると思います。
全ての作品において「Y」がモチーフとして使われていて面白い趣向ですね。 有栖川氏は作家アリスシリーズ、法月氏も名探偵・法月綸太郎のシリーズ作です。 篠田氏と二階堂氏は単発モノですね(二階堂氏のはちょっと違うかもだけど)
個人的には篠田氏の作品のそこはかとなく漂う爽やかさが好きです。 二階堂氏の作品の壊れっぷりも何だか好きだし。 トリックとしては法月氏のが好みですねェ……。 有栖川氏は上手に『Yの悲劇』を作中に使っていると思いました。
しかし……やはり『Yの悲劇』の方が日本では人気があるんですねえ。 私的にはXの方が好きなんですけど。
初期クイーンのトリックは本当に秀逸です。 ミステリ好きの方はご一読してみては?
週明けというのはどうしてこうもダルいのか。 永遠の謎ですね。
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