| 2006年04月21日(金) |
新版『まだ、まにあうのなら』(地湧社)発刊される |
「健やかないのちのための生活講座」・プラムフィールド主催のチェルノブイリ20周年 メモリアル企画in静岡「『まだまにあうのなら』から、今、そして未来を語る・・・」の会が県総合福祉会館で開催されました。
ゲストスピーカー6人の語りと、主催者の馬場利子さんのリードのもとにメインゲストの甘蔗珠恵子さんの魂をひきだすというハーモニー的集会の進行でした。会の始まりに『サクリファイス』というチェルノブイリドキュメンタリービデオ上映。
チェルノブイリで事故処理に当たった労働者が10年後に悲惨な死を迎えていくその姿が淡々と描かれ、ただ、ただ、涙がでてくる衝撃的シーンの連続でした。あれから20年、各マスコミで様々なルポが報道されています。
昨日の報道ステーションで高レベルの放射能汚染の只中にあるチェルノブイリ原発4号炉の壁にまで迫った迫真のルポ。5分間しか近づけない現場は20年という歳月が何ら問題の解決になっていない絶望的な風景でした。
そんなチェルノブイリ原発事故への「不安」を手紙と言う形でつづった『まだまにあうのなら』旧版に、甘蔗さんの「まだまにあう」の書き下ろし、浜岡原発止めよう訴訟での馬場利子さんの原告代表陳述などを加えた新版。
甘蔗さんの「書き下ろし」は、実は最近の自分の住んでいた村への工場誘致を「誰も敵にせず」に白紙にもどした活動報告で、「まだまにあうのなら」のべースと変わらないこころの魂がつづられています。
馬場さんは、この会をやりたかった理由を、「まだまにあう」という甘蔗さんの姿を静岡市民に見て欲しかった、そして、甘蔗さんにありがとうを言いたかった、この二つでしたと話をして集会を締めくくりました。
出版社社長の増田正雄さんが、甘蔗さんと馬場さんに共通するその姿勢、良いことを行うのでなく、良いことはやる、動く情熱の源について語ってくれました。とかく政治に関わる側は、良いことをやりたがるわけですが、考えさせられました。
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