まつや清の日記

2006年04月01日(土) 毎日新聞の地方空港企画での知事の主張

 今日の毎日新聞朝刊『主張 提言 討論』企画で「神戸空港、新北九州空港と地方空港のオープンが相次いでいる」中で「どこまで必要 地方空港」が取上げられました。論者は3人。

 山内弘隆氏(一橋大商学部長)が「問題視される投資効果」、堀高明氏(スターフライヤー社長)が「北九州空港はモデル空港」、そして我が石川嘉延氏が「必要な産業インフラ」です。

 2月16日の神戸空港、3月16日の新北九州空港の開港と地方空港の是非と採算性が全国的マスコミ戦線で大きなテーマとなり、「最後の地方空港」として改めて無駄な公共事業の筆頭として位置付けられました。

 この時期のこの特集記事です。知事の主張をじっくり読みました。静岡県は経済力で全国の雄県、空港がないことで金銭負担が大きい、基幹観光産業にとっても不可欠なインフラ、東京ドル箱の他の地方空港とは性格が違うといつものパターン。

 ところで、そのあとにこう続きます。「開港まで今後予定される残事業費は247億円であり、今年度予算は112億円」。本来なら、「今後予定される残事業費は、359億円、そのうち借金は約その半分」というべきです。

 今年度予算の112億円のうち、本体工事費は47億7000万円(国が半分補助)です。これが昨日の静岡新聞夕刊で、国土交通省の発表として、29億8300万(国が約15億円)と報道されました。つまり62%しか認められませんでした。

 何故か静岡新聞は「本年度当初比30%増し」としています。31日の夕刊ですので本年度は05年度となります。05年度本体工事予算は、40億で2月補正で最終的に25億8000万で、64%が認められたわけです。

 現段階では、本体工事費に対する国の対応は昨年とそんなに変わっていません。本体工事費の残事業費は141億円、そのうち、仮に今年度29億円8300万が執行されるとすると、07年、08年の残事業費は111億1700万です。

 因みに過去3年間の本体工事費は、04年度に約21億、05年度に約26億円、06年度に約29億円です。このペースでいきますと、111億円の残事業費の消化に3年から4年かかります。08年度=09年3月開港目標は、明らかなに赤信号なのです。

 

 


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K.matsuya

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